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花言葉【桜】風水で運気アップ*誕生花とスピリチュアルな伝説

花言葉,桜

日本を象徴する花「桜」は、春になると日本全国で美しく咲き誇るバラ科サクラ属の落葉樹です。

「桜」は北半球の温帯地域に広く分布しています。

「桜」の原産地は諸説あり、日本、中国、韓国、ヒマラヤなどそれぞれに原産地であることを主張しています。

しかし、それぞれの場所の「桜」は種類が異なっているので、どこが原産地とは決めがたいのが現状なのですが、原種というべき「桜」は、ヒマラヤ近郊のものではないかとされています。

「桜」は、日本だけでも、自生しているものや、園芸用に品種改良をしたものを含めると600種類以上も存在しています。

日本で一般的に「桜」と言えば「ソメイヨシノ」ですが、このほかにも「河津桜」「枝垂れ桜」「八重桜」「山桜」「彼岸桜」「寒桜」「冬桜」などがよく見かける「桜」なのです。

古くから日本で愛されている「桜」は、古くは「古事記」にも記載がありますが、「桜」という名前の語源は、田んぼの神様の「サ神」の「サ」と、神様が鎮座する台座「クラ」で「桜」となりました。

これは春になると田んぼの神様が地上に降りてこられるので、食物などのお供えものをしてお祝いをしていたことから、その時期に咲く神聖な花を「桜」と呼ぶようになりました。

「桜」が比較的川沿いに多く見られるのは、江戸時代の「享保の改革」で、洪水や土手の決壊を防ぐために「桜」を植えさせ、多くの人が花見でやって来ることで、その場所が踏み固められたのです。

「桜」の主なものは、だいたい毎年3月下旬から4月に咲きますが、種類によっては冬に咲くものもあります。「桜」の花の色は白とピンクです。

ちなみに「サクランボ」の実がなるのは、西洋が原産の「セイヨウミ桜」という種類のものです。

ではこの日本の国花でもある「桜」の花言葉や、スピリチュアル的な意味などには、どのようなものがあるのでしょうか?

花言葉【桜】の意味

「桜」の一般的な花言葉は「精神美」「純潔」「優美な女性」などですが、それぞれの種類で、違った花言葉が下記のように存在しています。

この「精神美」という花言葉は、アメリカの初代大統領のジョージ・ワシントンが子供のとき、父が大切にしていた「桜」を誤って切ってしまい、それを正直に話したという逸話から生まれています。

<花の種類>

  • 「ソメイヨシノ」の花言葉:純潔、高貴、清純、優美な美人
  • 「山桜」の花言葉:純潔、高尚、淡白、上品、美麗
  • 「枝垂れ桜」の花言葉:優美、ごまかし、淡白、精神美
  • 「彼岸桜」の花言葉:心の平安、優れた美人
  • 「寒桜」の花言葉:気まぐれ
  • 「八重桜」の花言葉:理知、しとやか、豊かな教育

【桜】にまつわるスピリチュアルなお話

「桜」の花は日本では昔から、いろいろな精神的な例えに用いられてきました。

武士道において、武士が潔く命を絶つ様を美しい桜の花が散ることに例えて「花は桜木、人は武士」という言葉ができたのです。

また、「古事記」に登場するサクヤコノハナヒメのお話の中には、サクヤコノハナヒメは、「桜」の花がたくさん咲くように、子孫繁栄をもたらす女神であるという記述があることより、「桜」が「子孫繁栄」「安産」の守り神であると考えられてきました。

一方で、「桜」は、その昔、復讐を誓う人々が神社に出かけて、一番大きな「桜」の木に復讐のための藁人形を打ち付けたという、復讐の木でもあったのです。

なぜこうなったかというと、「桜」の木は神様の木で、その木に藁人形を打ち付けて木に傷をつけられるくらいなら、神様が願いを聞いてくださるだろうと考えたからでした。

西洋では、恋の相手を見つけたいときには、「桜」の花のつぼみに自分の髪の毛一本を結びつけると、願いが叶うと言われています。

【桜】が誕生花の日

「桜」の誕生花は下記のように花の種類によって違います。

  • 「ソメイヨシノ」の誕生花:3月28日、4月1日
  • 「山桜」の誕生花:3月31日
  • 「枝垂れ桜」の誕生花:3月19日、26日、30日
  • 「彼岸桜」の誕生花:2月21日、3月21日
  • 「寒桜」の誕生花:1月12日
  • 「八重桜」の誕生花: 4月5日、11日、5月9日、10日

【桜】の効果や生活に取り入れる方法

「桜」は結婚式の生け花や、おめでたい場所でよく使われます。

また「八重桜」を梅酢と塩で漬けた「桜」の花の塩漬けは、お茶に浮かべて縁起物としていただきます。お正月や結婚式などでもよく用いられます。

「桜」にはハーブのような効能もあります。「桜」の木の幹のコルク質の部分を乾燥させて煎じて飲むと、咳、湿疹、腫物に効果がありますが、我流でするのはおすすめできません。

「桜」の花をホワイトリカーに漬け込んで、リキュールとして楽しむこともできます。

「桜」の葉は、塩漬けにした後よく乾燥させてお茶にすることもでき、疲労回復、安眠などに効果があります。

まとめ

「桜」は、日本人の心とも言えるほど、日本で長年愛されてきる国花です。

「桜」の花言葉は、見た目通りに美しさや清楚さを象徴するものが多いようです。また「桜」の花の美しさは、世界中の人々の心に癒しと安らぎを与えてくれているのです。

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ABOUT ME
Written by 伊庭野れい子
【スピリチュアル・カウンセラー、風水師】 ハワイで20年間、撮影コーディネーターやライターをしながら透視能力を開花させる。 現在は大阪にてライター&翻訳業及び、自身のスピリチュアル本等の出版とチャネリング中心のスピリチュアル&風水カウンセラーとしても活躍中。 https://tarotreiko.amebaownd.com/

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