大人になると、社会を生き抜くにあたってありのままの自分で勝負し続けることは難しいものです。ありのままの自分で生き続けることができなくなると、私たちは次第に本当の自分自身を偽ってしまうようになります。
今回は、あなたが自分を偽ってるかどうかを診断する心理テストをご紹介します。
Q.心を閉ざしてしまった時、あなたがついしてしまうことは次のうちどれですか?
あまり深く考えず、直感を信じて選んでくださいね。
- A:暴飲暴食に走る
- B:家に引きこもる
- C:思いっきり泣く
- D:怒りをぶちまける
A:暴飲暴食に走ると答えたあなた
暴飲暴食に走ると答えたあなたは、無理に我慢して自分を偽ってるようです。
大人として社会を生き抜くにあたり最低限必要な要素の一つに、「我慢すること」があります。あなたはそんな我慢に押しつぶされ、本能の気持ちや本来の自分を偽らざるを得ない状況下にいるようです。
やりたくない仕事や学業など、自分のワガママを通すことが現状難しく、また未来のあなたのためになりません。だからと言って痩せ我慢になるほど無理に我慢をしてしまうと、心が落ち込み辛い精神状態になってしまいます。
休日に普段我慢していることを解禁するなどして、自分の心を大切にしてあげるようにすると良いでしょう。お酒や甘いものを健康的な量を守って楽しむようにすると、普段の我慢のガス抜きになりますよ。
B:家に引きこもると答えたあなた
家に引きこもると答えたあなたは、頑張りたくない自分を偽ってるようです。
社会人として生き抜くためには、「頑張ること」がスタンダードな状態である必要があります。あなたは本来頑張るより自然体で過ごすことが合うタイプですから、無理に頑張る自分を偽っているのでしょう。
自分らしく伸び伸び過ごすことがあなたにとって最も良い状態ですから、頑張れば頑張るほど精神的に消耗してしまいます。頑張ることを当然の義務と考えるのではなく、頑張れたらすごい!と捉えるようにすると良いでしょう。
あまり無理をし過ぎてしまうと、心も体もあちこちが故障してしまうことがあります。早い段階から肩の力を抜いたり、気を張り過ぎないように意識したりすることで、心と体にとって最も良い状態を保つことができますよ。
C:思いっきり泣くと答えたあなた
思いっきり泣くと答えたあなたは、感情を否定して自分を偽ってるようです。
大人になったら、子供の時のように喜怒哀楽を素直に表現することは宜しくないと考えられています。本来、あなたはとても感受性豊かなタイプのようですから、感情を抑え込むことは最も苦手な行為のはずです。
仕事や学業で怒られたり、理不尽な思いをしたりすることは誰にだってあることです。それに耐えることが大人としての嗜みですが、心にダメージを負ってしまうのは大人であっても無理はありません。
休日の前日や連休の初日などに、夜眠る前にリラックスできる音楽や香りに浸りながら感情を開放したり、感動できる映画や小説の世界に浸って涙を流したりすると心のデトックスになりますよ。
D:怒りをぶちまけると答えたあなた
怒りをぶちまけると答えたあなたは、優しいフリをして自分を偽ってるようです。
大人として生きていくためには、喜怒哀楽を素直に表現するべきではありません。あらゆる感情の中でも、こと怒りは自分の評価を下げ、他者から孤立してしまう危険性を孕んだ取り扱い注意な感情です。
現状の自分や、取り巻く環境に何らかの不満を持っているのかもしれません。それでも社会や人との折り合いをつけるために、無理に笑顔を繕ったり、周囲に媚を売って不満に蓋をしたりしているのではないでしょうか。
不満を抱え込みすぎることは、決して良いことではありません。激怒や罵倒をしなければ、不満を口に出すことで状況が改善されることも考えられますから、許せないことは言葉にしても大丈夫です。
まとめ
自分を偽ることは、必ずしも悪いことではありません。嘘も生きるための術のうちの一つですから、活用しても問題はないでしょう。自分や誰かを傷つけるほど自分を偽っているのであれば、自分に素直になることも大切です。