雨の日や、湿気の多い場所などで見かけることのあるカタツムリ。動きは正直ノロノロで、まったく進んでいないように見えるのですが……実はそんなカタツムリ、“前進の象徴”だということをご存じでしょうか。
今回は、前進を象徴するカタツムリについて、スピリチュアルな意味をいろいろとご紹介していきます。
目次
カタツムリの縁起の意味
【前進の象徴】
カタツムリは、前進の象徴とされています。これは、動きはゆっくりであるものの、確実に前に進んでいくから。ふと気づいたときには、積み重ねてきたものがあり、それが身になっているということですね。また、時間をかけて進んでいくことから、忍耐の象徴だともいわれています。
【豊作の象徴】
カタツムリは、豊作の象徴でもあります。カタツムリを見かけるのは雨の日など、湿気の多いとき。つまり、カタツムリは雨により活発になるわけです。このことから、農作物の成長に欠かせない雨を呼んでくれるとして、豊作の象徴となりました。
【生命力と再生の象徴】
殻をもつカタツムリは、外敵や悪環境から身を守ることができます。これは、自己防衛を意味し、困難な状況でも自分を守る力があるということ。このように、どんな状況でも生き抜こうとする姿や、逆境にくじけない強さ、状況を見て再び歩き出す姿が生命力や再生能力を象徴するとされています。
神社でカタツムリスピリチュアル
神社でカタツムリを見るのは、お告げや守護を示すサインです。つまり、神さまからのメッセージが発せられているということ。ただし、具体的に細かいサインや導きがあるわけではなく、「正しい道を進むかぎり、ご加護があります」というものです。つまり、自分が進もうとしている道は間違いではないということなので、自信をもって進んでいくようにしましょう。
お墓でカタツムリスピリチュアル
お墓でカタツムリを見るのは、過去とのつながりが強くなっているサインです。過去、うまくいかなかったことにリベンジできる機会が近づいているのかもしれませんし、旧友との再会が近づいているのかもしれません。もしも、なにか悩みや問題を抱えているのなら、過去の経験にその乗り越えかたのヒントがあるケースも多いです。
カタツムリを踏むスピリチュアル
カタツムリを踏んでしまうのは、挫折しやすくなっているというサインです。閉じこもって悪状況をやり過ごすための殻が割れることで、くじけてしまうということですね。ですから、踏んでしまっても殻が割れていなかったり、カタツムリが生きていたならばそれほど大きな挫折にはならないでしょう。もしもそうでない場合は、土に埋めてまわりを固め、ていねいに弔うことが大切です。
家にカタツムリスピリチュアル
家でカタツムリを見るのは、努力が実るというサインです。ゆっくりと前進してきた結果、家、つまりゴールにたどり着いたということですね。これまでがんばってきたことが実を結んだり、積み重ねてきたものが報われたりする前兆です。
カタツムリの夢スピリチュアル
カタツムリの夢は、ゆるやかな進歩、進展のほかに、イラ立ちや傷つきやすさなどもあらわしています。なかなかうまくいかない物事や状況に、内心でもどかしさを感じているのでしょう。しかし、その気持ちをカタツムリという形で夢見ているのですから、わずかながらも前進していることも感じているはず。あせらず、ゆっくりと進みましょう。気持ちに余裕をもつことで、状況はいい方向に進んでいきます。
まとめ
前進の象徴であるカタツムリは、そのゆっくりとした動きと強い生命力からスピリチュアル的な意味を多くもち、状況によってさまざまなメッセージを与えてくれます。そのメッセージはどれも、日常の中で直面するいろいろな困難に対する強力な指針となったり、励みになったりするはず。これまで、カタツムリを見かけてもなんとも思わなかった人も、これからは少し気持ちに変化が起こるのではないでしょうか。
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