「パラレルワールド」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?「なんだか不思議な世界なのだな…」ということは、感じるかと思います。
パラレルワールドは、ある世界から分岐して併存している世界や宇宙のことを示すとされています。
いったいパラレルワールドとは実在するのか、またはどのような世界のことなのでしょうか?
量子力学とスピリチュアルの関係
パラレルワールドについて説明する前に、少し『量子力学』のお勉強が必要となります。
なんだか難しい学問の話のようですが、『量子力学』とは電子や原子などの非常に細かいミクロの世界を説明するような学問です。
そして『量子力学』というのは、素粒子の世界であり、すべての物はこれら素粒子によって形作られているのです。
そしてその素粒子は波動、あるいはエネルギーの振動となり、自由に動き回ると考えられています。
なぜ「スピリチュアル」と『量子力学』が関係しているかというと、私たちの考えや感情も波動を形成し、それによって相手に伝達することができたり、あるいは思考や希望を現実化することができるからなのです。
その例のひとつが「引き寄せの法則」です。
こうしたい、ああなりたいということを意図しながら行動することで、好む事象を引き寄せられるというものですね。
それも自分の考えや意が作り出す波動によって起こっているのです。
つまり私たちの思考や感情が波動やエネルギーの振動となり、今までそこに存在していなかった何かが現れるということなのです。
私たちの身体が発する光の素粒子『フォトン』
実は人間の身体というものは、37兆個もの細胞が集まってできています。
そしてその細胞はとても小さな分子が寄り集まってできており、またこの分子はそれよりもっと小さい原子の集まりなのです。
その原子は陽子と中性子でできており、それぞれは素粒子と呼ばれるものが集まってできています。
素粒子にはいくつかの種類がありますが、私たちの感情や意識なども素粒子で、その素粒子が身体から飛び出してゆくことで、相手に自分の思いを伝えたりできると考えられています。
私たちの身体の中には「光の素粒子」=『フォトン』といわれるものがあり、それが放出されています。
『フォトン』は意識の正体であると考えられ、目に見えるものではありませんが、うれしいときにはうれしい『フォトン』が、怒っていると怒りの『フォトン』が放出されているのです。
しかし私たちの身体を作っている原子そのものの状態は、通り抜け自由のスカスカの状態なので、他人が発する感情の『フォトン』を、いとも簡単に身体に通してしまいます。
そのため、悲しそうにしている人といると、自分も悲しくなったりするのです。
この考え方は電子でも同じで、電子は粒であり、波にもなります。
インターネットやスマホなども周波数を合わせれば繋がるというのは、これらと同じ考えに基づくものなのです。
