
数千年もの昔から、使われてきたダウンシング、あるいはペンデュラムと呼ばれる一種の振り子のような器具があります。
これを使って鉱脈や地下水、貴金属のある場所を探りあてる方法がありました。
しかしこのペンデュラムを占いのようにも使用できるということをご存知でしょうか?
ペンデュラムの歴史
ペンデュラムの起源は数千年前に、ドイツ人が木の枝を使って作ったものを使用して地下水を探し当てたのがはじまりだとされています。その後時代と共に、形も変わると同時に、地質調査や金鉱を探す手段としても用いられるようになりました。
しかし中世になると、悪魔のツールと考えられたペンデュラムは、一旦用いられなくなってしまいます。その後オーストリア人の化学者がこのダウンシングによる実験で人間の身体の動きと記憶の相関関係を説きました。またベトナム戦争以後には、地雷の探査や爆弾の発見にも用いられるようになりました。
ペンデュラムの基本
ペンデュラムは、自分の潜在意識を知ることができるツールと考えられています。つまり自分の眠っている潜在意識を呼び起こし、人間本来に備わったその力を使って、色々なことに役立てるわけです。
ペンデュラムが動く理由、それは潜在意識に反応した筋肉のわずかな動きによって作動するといわれています。自分の守護霊様が動かしてくれるともいわれています。
使い方は、中指と人差し指と親指を使って、鎖の部分を吊るすように持ちます。このときに何も考えずに心を落ち着けて持つことが基本です。そしてペンデュラムが正しく使用できるかどうかを試してみます。
答えがYESの時には右回り、NOであれば左回り…というふうに自分で回答の設定をします。そして自分の目の前に、たとえば青鉛筆を置くとしましょう。そして「この鉛筆は赤鉛筆です」と自分に問いかけてみます。
ペンデュラムは、その答えが「YES」であれば時計回りに回りはじめ、「NO」であれば時計と逆回りに回りはじめます。ペンデュラムはショップで金属やパワーストーンが先端にぶら下げられたものが販売されていますが、なければ15センチほどの糸か細めの紐に5円玉をバランスよく、くくりつけて使用することも可能です。
ペンデュラムで占う
上記のやり方で、ペンデュラムが正しく動くことを確認したら、YES、NOで答えられる質問をしてみます。
たとえば「私はこの春●●の資格試験に合格できるでしょうか?」とか「私には今年中に結婚相手が現れますか?」などと質問してみてください。そしてペンデュラムがどちら向きに回るかで、その答えを教えてくれるというわけです。
質問内容はできるだけ簡潔に、そして具体的にします。注意したいのは、質問に対する答えを「どうしてもYESと出てほしい!」などと、行う前から強く思ってしまうと、その念が入ってしまうので、ペンデュラムは正しく作動しなくなってしまうので気をつけましょう。
ペンデュラムで見つける
もしあなたが大切な時計をどこかで失ってしまったとします。そのときは失ったと思われる付近の地図を用意します。もし家の中のどこかだと思うのであれば、簡単な家の見取り図を描きます。
そしてペンデュラムに「私の時計はこの地図の右半分のどこかにありますか?」と細かく地図を区分けして順に聞いて行き、その場所を絞って行くのです。探す位置が近づくと、だんだんと振れ方が大きくなってくるはずです。最も大きく振れるその場所にあなたの探し物があるでしょう。
ペンデュラムで癒す
アロマセラピーをする場合、どんな香りが自分に合っているのかを知るにも、このペンデュラムを各オイルのボトルの上に吊るして、問うことができます。
また、お友達とペアになって、お友達にあおむけに寝てもらい、身体の上にペンデュラムを吊るしながら、身体のどの部分のエネルギーがブロックされているか(ペンデュラムが反時計まわりをしたり、動かなかったり)、どの部分は正常か(時計回りに動く)を知ることができるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ペンデュラムは奥が深く、上記以外にも多様な使い方やテクニックがあります。またペンデュラムを使った専門の占いやヒーリングを行う人たちも存在します。
まずは自分のお気に入りのペンデュラムを手に入れて、そのペンデュラムと仲良くすることからはじめてみませんか?
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