風水で馬は神様の使いと言われ、とても縁起の良い動物です。活発に走り回る馬は行動力やエネルギーの象徴です。風水では、開運アイテムとして馬の置物や馬の絵などを飾ることがあります。風水での馬の意味や方角・置き物・開運アドバイスについてご紹介します。
【風水】馬の縁起や意味とは
馬は古来より「神様の乗り物」として大切にされてきました。神様に神馬(しんめ)として生きた馬を奉納する風習があったことから、現在では願い事を祈願するとき絵馬に祈願します。風水で馬は陽の気の動物です。生命力があり、行動力があることから開運に効果があります。仔馬は生まれてすぐに立つことができるため、独り立ちができるというイメージから出世や成功などのメッセージがあります。
語呂合わせで「物事が馬(うま)くいく」「ラッキーな事が駆け込んでくる」と言われています。また、古来では馬は身分の高い人だけが持つことができたことから、富と権力の象徴でした。
【風水】馬の置物の方角
馬の置物の選び方や、置くと開運効果のある方角についてご紹介します。馬の置物を飾ることで、良い運気や人脈を招くと言われています。
馬の置物の選び方
馬の置物は運気向上のイメージがある「跳ね馬の置物」がおすすめです。前足を上げて跳ねる馬は躍動感が溢れており、物事を良い方向へ導いて運気を高めてくれるメッセージがあります。無意識に馬の置物を見ることで、前向きな気持ちにさせてくれるでしょう。どんな物を見て過ごすかで、次の行動が決定づけられると言われています。前向きになれるアイテムを取り入れていくことで、いつも前を向いて行動していくことができるでしょう。
ホワイトの馬は純粋さの象徴で、人との絆を深め人間関係を良好にするというメッセージがあります。ゴールドとシルバーの馬は富と豊かさの象徴で、財運や出世運を高めたい人に良いでしょう。2頭の跳ね馬は、パートナーと共に目標に進んでいくことをイメージさせてくれます。
置くのにいい方角
午(うま)を表す方位は「南」になります。この方位は財運を高め、家庭運も高める方位になります。午の方位である南に置くことで、午前も午後も栄えると考えられています。馬の置物を置く場合、頭の向きも南方位に向くようにしましょう。また、気の出入り口である玄関や人が集まる玄関に置くことで活気をもたらしてくれます。
【風水】馬の絵について
馬の絵画の選び方と置くのに良い方角についてご紹介します。
馬の絵画の選び方
馬の絵を選ぶ場合は、元気で活発な馬が描かれているものを選びましょう。たてがみを揺らし、力強く跳ねる馬を見ることでパワーをもらえます。下を向いている馬は暗い雰囲気になり、前向きな気持ちになりにくいので気をつけましょう。また、背景なども明るい雰囲気のものを選択しましょう。全体的に絵が暗い色使いのものは避けましょう。飾る場所に適した大きさの絵画を選択します。額縁(フレーム)によっても随分と印象が異なります。各方位と相性の良い色のフレームを取り入れていきましょう。
【北】ホワイト・ピンク・シルバー
【北東】ホワイト・ブラウン
【東】レッド・ブルー
【南東】ピンク・グリーン・オレンジ
【南】グリーン・ベージュ
【南西】ブラウン・グリーン・ベージュ
【西】イエロー・ゴールド
【北西】ホワイト・ゴールド・シルバー
置くのにいい方角
良い運気を取り入れるために、玄関に馬の絵を飾りましょう。玄関は旺気といってエネルギーが入ってくる場所です。玄関の場のエネルギーを高めることで、より良いエネルギーを招き入れることができます。
午(うま)を表す方位は「南」になります。馬の絵は相性が良い南がおすすめです。南の玄関の場合は、仕事運を高め名誉や地位を掴むチャンスに恵まれます。いつも馬の絵を見ることで前向きな気持ちになったり、行動力が増したりすることができるように、できるだけ視界に入る場所に飾っておきましょう。
【風水】馬で運気アップできる方法
馬で運気アップできる方法をご紹介します。
幸運を象徴する蹄鉄
西洋では馬の蹄に取り着ける蹄鉄は幸運をもたらしてくれるアイテムです。魔除けの意味で玄関に飾られることもあります。イタリアでは馬の蹄鉄は富や幸運のモチーフになっています。
馬の蹄鉄モチーフは、U字型と逆U字型になっているものがあります。U字型の蹄鉄は、U字のくぼみのところに幸運が溜まると言われています。逆U字型のものは不運を落とすと言われており、厄除けや魔除けの効果があります。馬の蹄鉄をモチーフにしたジュエリーはお守り効果もあり、人気です。
まとめ
古来から神聖な動物とされる「馬」についてご紹介しました。開運のアイテムとして馬の置物や馬の絵を取り入れてみましょう。馬のアイテムでもあまり気に入っていないものは選ばないようにしましょう。開運するためには、お気に入りのものを見つけることが大切です。
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