「モッコウバラ」とは「木香薔薇」と書き、インド原産のキク科の植物で、根を干して作った香料の『木香』の香りに似ていたことから名付けられた中国原産の花です。
「モッコウバラ」は、バラの原種のひとつとも言われており、小さめの白や黄色の花をたくさん咲かせるのが特徴です。
小室眞子さん(元秋篠宮眞子様)が皇室在籍時代のお印(紋章)としても使われていた「モッコウバラ」ですが、そのスピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
目次
【モッコウバラ】にまつわるスピリチュアルなお話
「モッコウバラ」の野生種の起源が、はっきりわかっていないことから、神話や逸話というものが残されていません。
しかしキリスト教のお話の中に、唯一下記の伝説が残されています。
「モッコウバラ」に関するキリスト教の伝説
トゲがない「モッコウバラ」に、聖母マリアがその蕾にベールをかけたところ、純白の花が咲いたという、キリスト教における伝説が残されています。
【モッコウバラ】が誕生花の日
【モッコウバラ】が誕生花です。
- 3月29日
- 4月25日
- 4月30日
- 5月16日
【モッコウバラ】を使って運気をアップする方
ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)
著者ご本人に解説してもらいます。

(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。
風水で運気UP
風水においては普通トゲのあるものは利用しませんが、「モッコウバラ」にはトゲがないので、東北の方角に黄色の「モッコウバラ」を植えると厄除けになります。
金運UP
金運をアップするためには家の西側に、黄色の「モッコウバラ」を植えましょう。金運のエネルギーを活性化してくれます。
浄化運UP
家の入口付近には、白い「モッコウバラ」をアーチ状にして植えておくと、浄化の効果を得ることができます。
花言葉【モッコウバラ】の意味
「モッコウバラ」は中国原産ですが、江戸時代には八重咲の黄色い品種のものが、日本に持ち込まれています。
「モッコウバラ」は常緑であり、小ぶりのツル性のバラで、トゲもなく害虫にも強いので育てやすいため、園芸などにはよく用いられています。
「モッコウバラ」には黄色と白色、そして一重咲きと八重咲がありますが、黄色の八重咲のものにはほとんど香りがなく、黄色の一重咲と白色のものには、ほのかな香りがありますが、通常のバラよりはその香りは弱めです。
成長のペースが速く、たくさんの花を咲かせるため、庭園でアーチやフェンスに用いることも多い植物です。
「モッコウバラ」は、地植えにするとかなりの範囲で成長するので、それなりのスペースが必要となります。
また多くのバラが年に二度咲く二期咲きであるのに対し、「モッコウバラ」は、一年に一度しか咲かない一期咲きであり、4月から5月にかけて咲き始めます。
ただ栄養分を与えすぎたり、逆に手入れをしなかったりすると、花が咲かないということもよく起こります。
「モッコウバラ」の和名は、キク科の「木香」という花の香りに似ていたことから付けられていますが、英語名の「Rose Banksiae(ローズ・バンクシアエ)」は、植物学者のジョゼフ・バンクス夫人にちなんで付けられています。
ちなみに、小室眞子さんが内親王時代にお印として用いられていたのは、黄色の「モッコウバラ」です。
眞子さんご誕生の7日後に、「モッコウバラ」がお印であることが発表され、このことがきっかけで、日本でも「モッコウバラ」が一気に注目されるようになりました。
「モッコウバラ」の花言葉①
- 純潔
この花言葉は、白い「モッコウバラ」にまつわる、聖母マリアの伝説に基づいて付けられたものでもあり、また白い色が純潔を表すという意味から付けられています。
「モッコウバラ」の花言葉②
- あなたにふさわしい人
この花言葉は「モッコウバラ」にはトゲがなく、挿し木をするとツルが伸びて寄り添うようにして成長するその様子から、付けられた花言葉です。
仲良しのお友達や恋人に、この花言葉を添えて「モッコウバラ」の切り花や鉢植えをプレゼントしてみましょう。
「モッコウバラ」の花言葉③
- 初恋
この花言葉は「モッコウバラ」が小ぶりのバラであることから、でしゃばらずに可愛さを醸し出しているところが、少女の頃の初恋を思い浮かばせることから付けられた花言葉です。
もし初恋の人と再会する機会があるなら、この花言葉を添えて「モッコウバラ」をプレゼントし、何年振りかの再会での告白…というのも素敵かもしれませんね。
「モッコウバラ」の花言葉④
- 幼い頃の幸せな時間
「モッコウバラ」は小ぶりの花で香りも控えめでありながら、アーチや垣根に用いられ、その姿はおとぎ話の世界のようにも見えることから付けられた花言葉です。
幼馴染のお誕生日に、「モッコウバラ」の鉢植えをこの花言葉を添えてプレゼントしてみましょう。
「モッコウバラ」の花言葉⑤
- 素朴な美
こちらも「モッコウバラ」はひとつひとつは派手さがなく、小ぶりで控えめな花ではありますが、たくさん房のように集まって咲くことによって、素朴な美を演出しているように感じることから付けられた花言葉です。
花言葉【モッコウバラ】の基本情報
科 属 | バラ科 バラ属 |
原産地 | 中国 |
品種 | 4種、園芸種は多数。 |
開花時期 | 4月~5月 |
英語和名 | ・Rose Banksiae(ローズ・バンクシアエ) ・モッコウバラ(木香薔薇)、木香花(もっこうか)、木香茨(もっこうばら) |
まとめ
「モッコウバラ」は、小ぶりのかわいいお花で、トゲがなく、害虫にも強いことから、園芸やアーチ、生垣などにもよく用いられています。「モッコウバラ」の花言葉は、小ぶりながらも上品で美しく咲くその姿から、付けられたものが中心となっています。
