ギリシャ語で「小さな森を愛す」という意味の「ネモフィラ」ですが、スピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
科・属:ムラサキ科 ネモフィラ属
原産地:北アメリカから中央アメリカ
品種:一般的なものは4種、品種改良が進み品種数としては多数存在
開花時期:3月~5月
英語名:Baby Blue Eyes(ベイビー・ブルー・アイズ)、Five Spot(ファイブ・スポット)
和名:ネモフィラ、瑠璃唐草(ルリカラクサ)
目次
花言葉【ネモフィラ】の意味
「ネモフィラ」の主な花言葉は『可憐』『あなたを許す』『どこでも成功』『忍耐強さ』などが存在しています。
『可憐』という花言葉は、「ネモフィラ」の少女のような愛らしさから付けられた花言葉です。
『あなたを許す』は、「ネモフィラ」から感じる、元気で前向きな姿をイメージして与えられた花言葉です。
『どこでも成功』は、「ネモフィラ」の繁殖力が強く、力強くたくましく育っていく姿から得たイメージでしょう。
『忍耐強さ』は、ギリシャ神話の中のお話から来た花言葉で、恋にすべてをささげて命を落とした女性のお話のため、この花言葉を怖い花言葉と考える人もいるようです。
「ネモフィラ」は可愛い彼女にプレゼントをしたり、夢に向かって頑張っている人に花言葉を添えて贈ってみたりするとよいでしょう。
「ネモフィラ」には、基本的に、青色、黒色、白色の花言葉が存在しています。
それぞれの花言葉は次の通りです。
青色の「ネモフィラ」の花言葉
清々しい心
青色の「ネモフィラ」が一面に咲き誇る様子は、まさに清々しさを感じさせてくれることから、与えられた花言葉です。
黒色の「ネモフィラ」の花言葉
愛国心・荘厳
黒色の「ネモフィラ」は、「ペニーブラック」と呼ばれる品種で、どちらかというと黒っぽい紫色にふちに白色が入った、シックなお花です。
見かけ通りに『荘厳』な雰囲気を与えると同時に、強さや威厳を感じさせることから『愛国心』という花言葉も付けられています。
白色の「ネモフィラ」の花言葉
成功
白色の「ネモフィラ」は、白のイメージである純粋さと、真っ白な何もないところからスタートし、成功へと歩むこと意図して付けられた花言葉なのです。
成功を目指している人に、花言葉を添えて贈ってあげるとよいでしょう。
【ネモフィラ】にまつわるスピリチュアルなお話
「ネモフィラ」には少し悲しいお話が、ギリシャ神話に残されています。
ある男性が「ネモフィラ」という名前の女性に恋をし、彼は『もしこの恋が叶うのなら、死んでもよい』と神様に祈りました。
やがて彼の願いが叶い、ふたりは愛し合って結婚しました。
しかし、神様との約束通り、結婚式の夜に神様は男を天国に連れ去ってしまったのです。
「ネモフィラ」はなんとか夫を取り戻そうとして、青く燃え盛る天国の門までやってきて泣きながら、夫を返してくれるように頼みましたが、聞き入れられることはありませんでした。
それでも「ネモフィラ」は、一歩も動かずにそこで泣き崩れていたのです。
気の毒に思った冥王ハデスはそんな「ネモフィラ」を美しい青い花に変えてしまったのでした。
【ネモフィラ】が誕生花の日
「ネモフィラ」は、1月28日、2月21日、3月2日、4月7日、24日、30日、5月2日の誕生花です。
【ネモフィラ】を使って運気をアップする方
美しく青い「ネモフィラ」を用いた開運方法で、もっとも簡単なのは、「ネモフィラ」が咲き誇る様子の写真を撮影し、スマホやパソコンなどの待ち受け画面にして、常に眺められるようにすることです。
「ネモフィラ」が一面に咲き誇る様子を見るたびに、心が安らぎ、癒しの効果が得られます。
また、「ネモフィラ」の青色は、仕事運アップのパワーもあり、花言葉にも『どこでも成功』とあるように、ビジネス関係には力を貸してくれそうです。
一方、花のエネルギーを水に転写して作るフラワーエッセンスにも、「ネモフィラ」は使われています。
「ネモフィラ」のフラワーエッセンスは、子供のころの傷ついた心、とくに父親との関係に関して、心の奥深くに隠れた恐怖や否定的な感情を癒す力を持っているのです。
そして純粋な子供のときのように、ふたたび人を信用し、安心して過ごせる気持ちを取り戻すサポートをしてくれるのです。
「ネオフィラ」のハーバリウムを作って、リビングに飾っておけば、疲れたときに眺めるだけでも癒しの時間を過ごせます。
また、花言葉を添えて「ネオフィラ」のハーバリウムを手作りしてプレゼントするのも喜ばれるのではないでしょうか?
まとめ
「ネモフィラ」は、見かけの可愛さとは違い、非常に繁殖力の強い植物です。そんな力強さから、『どこでも成功』などという花言葉も付けられています。またその美しい青色が心の癒しにもなるので、丘一面に咲いた「ネモフィラ」をスマホの待ち受けとしている人も多いようです。