
「カーネーション」と言えば、母の日のプレゼントにするお花として知られていますが、一年を通して、気軽にプレゼントできるお花としても人気です。
プレゼントによく使われることから、花言葉が気になる人も多いのではないでしょうか?
人気のある「カーネーション」の花言葉や、スピリチュアル的な意味や運気をあげる方法などをご紹介していきます。
花言葉【カーネーション】の意味
「カーネーション」の一般的な花言葉は「無垢で深い愛」ですが、花の色によって、違った花言葉が下記のように存在しています。
- 赤色の「カーネーション」の花言葉:母への愛、感動
- ピンク色の「カーネーション」の花言葉:女性の愛、熱愛、美しいしぐさ
- 白色の「カーネーション」の花言葉:純粋な愛、私の愛は生きています、尊敬
- 黄色の「カーネーション」の花言葉:軽蔑、嫉妬、侮辱、友情
- 紫色の「カーネーション」の花言葉:気品、誇り
- 青色の「カーネーション」の花言葉:永遠の幸福
- オレンジ色の「カーネーション」の花言葉:あなたを愛します、清らかな慕情
- 緑色の「カーネーション」の花言葉:癒し、純粋な愛情
- 虹色の「カーネーション」の花言葉:感謝
- 絞り色、複色の「カーネーション」の花言葉:愛の拒絶、
「カーネーション」は色が豊富に揃っているので、ケースバイケースで色々なものを選べます。黄色や絞り色、複色に関しては、あなたの思いを書き添えて送るようにしないと誤解を生む可能性もあるので注意しましょう。
【カーネーション】にまつわるスピリチュアルなお話
「カーネーション」にはいろいろな言い伝えがあります。
西洋ではキリストが処刑されたときに聖母マリアが流した涙が「カーネーション」になったという言い伝えが残っています。
ローマ神話では、「カーネーション」の冠を作ることが上手であったソニクスという美しい少女が、彼女を妬んだ人々に殺されてしまいます。彼女の作った冠を祭壇にいつも飾っていた太陽神のアポロンは、彼女の死を悼み、彼女を虹色に輝くカーネーションに変えたという伝説が残っています。
ヨーロッパではその昔、癒しの儀式を行うときには、祭壇に赤い「カーネーション」を飾り、「カーネーション」の持つパワーで患者にエネルギーを与えたり、乾燥した「カーネーション」のつぼみを袋に入れて部屋に下げ、その香でヒーリング効果を得たとされています。
【カーネーション】が誕生花の日
「カーネーション」の誕生花は、4月15日、5月10日、5月13日、5月17日、5月26日、6月15日、10月11日、12月17日、12月19日です。
また、赤色とピンク色に関しては下記の日が誕生花として用いられています。
- 赤色の「カーネーション」の誕生花:5月12日、11月20日
- ピンク色の「カーネーション」の誕生花:1月11日、5月15日
【カーネーション】の効果や生活に取り入れる方法
「カーネーション」はプレゼント用のお花として頻繁に利用されますが、実は古代にはその強い香りがクローブに似ていることから、スパイスとして利用していました。
「カーネーション」のエッセンシャル・オイルは、石鹸や化粧品の香りづけに用いられることもありますが、お風呂に入れるとリラックス効果もあります。
また17世紀頃には、「カーネーション」は、薬草として用いられ、心臓や脳の病気の治療に用いていました。
現在でも「カーネーション」の花を乾燥させたものは、中国にも「カーネーション茶」としてあり、毒素を排出する効果があります。
「カーネーション」は、ドライフラワーにも比較的しやすい花なので、いただいた花を乾燥させれば、いつまでもお部屋のデコレーションとして楽しめます。
まとめ
「カーネーション」は、価格もリーズナブルで気軽にプレゼントができるお花として人気です。
その花言葉もやさしさや、女性の愛などを表すものが多く、女性のお誕生日などには最適なお花です。
また、プレゼントをするときはぜひ花言葉を添えて、あるいはあなた自身の言葉を添えるのを忘れないようにしましょう。
