
本当に美しい人、しっかりと自分自身を持っている人というのは、性別や年齢などを超越して、すてきな人だと思えるものですよね。自分の在り方というものに迷ったなら、美輪さんのお芝居やお話を聞いてみると良いかもしれません。
今回は魂・愛・人生の意味を語り続けてきた美輪明宏さんの名言から、本当の自分に戻るヒントをお届けします。苦しみや迷いを抱えた心に、静かに寄り添う言葉集です。
目次
美輪明宏の名言①
誰かにイヤなことをされたり言われたりしたなら、自分も思わず相手に同じことを返したくなるかもしれません。それで一時的にはスッキリするかもしれませんが、相手と同じ土俵に立ってやり返してしまったことは、大人げない記憶としてモヤモヤが残ってしまうかも。
イヤな思いをさせられたとしても、それは相手が大人げなかったから。ガマンが足りない人だったのだと、こちらが大人の対応で許すことで、余計なモヤモヤを背負う必要がなくなります。
やられたらやり返すのではなく、誰かが笑って受け流すことが、周囲の人と良好な関係性を築いて行くコツと言えるでしょう。
美輪明宏の名言②
おいしいものって、多くのものが体にとっては悪いものを使っているというのは、あるあるですよね。もちろんおいしくて体に良いものだってそれなりにあるのですが、それを選んで行くのはなかなか難しい現実があります。
でも改善する余地があるなら、選択肢があるのなら、なにを選んでなにを選ばないかは自分次第。
ちょっとしんどい思いをしても、納得の行かない関係性を続けるか。モヤモヤする関係はスッパリ切ってしまって、気の合う人とだけ関係を続けて行くか。今後の体調も対人関係も、自分自身の選択の結果と言えるでしょう。
美輪明宏の名言③
人づきあいが苦手だったり、誤解を受けやすかったりする人というのは、言葉が足りないことが多いもの。
体調の悪い相手を気遣って代わりをしようと思うとき、『具合が悪いなら帰ったら?』と言われるのと、『具合が悪いのなら、早く帰って休んだ方が良いよ。できる範囲であとはやっておくから』と言われるのでは、どちらが心理的にラクでしょう。
帰ったらと勧められているのは同じなのに、言葉が足りないとなんだか責められているような気がしませんか?相手を気遣うのは同じでも、その気持ちの伝え方が下手なせいで、誤解をされてしまうのは残念です。
そうした残念な思いに心当たりがある人は、もう一言伝える努力をしてみてはどうでしょうか。
美輪明宏の名言④
他人のことであっても、悪口というのは耳にすれば気分が悪いものですし、悪口を言ったなら自分自身の人間性を下げて行くことになります。
誰かの悪口を言うことはなくても、聞くのがしんどいと感じるなら、そうした悪口を言う相手とのお付き合いは控えた方が、気分的にラクでしょう。誰かを悪く言う暇があるのなら、相手の良い部分を見つけて褒める方が、ずっと人生明るいものになりますよ。
美輪明宏の名言⑤
時間は有限ですから、本来なら人生には無駄なんてない方が良いのでしょう。ではなにを無駄と考えるか。なにもしないでただ時間をぼんやりと過ごすのは、本当の無駄と言えます。
でも忙し過ぎて疲れ切った心と体を癒やすために、あえてなにもせずゆっくり過ごす時間は無駄ではありません。心にゆとりができれば、芸術や遊びを無駄なこととは思わず、楽しめるようになるでしょう。
楽しい、幸せだと思えることは無駄ではなく、心や体が求める、必要なことなのでしょうね。
美輪明宏の名言⑥
人の身ではできることには限りがあり、自分ひとりならさらにできることは少なくなるもの。そうした状況でも、たとえば座り込んで動けない人に、手を差し伸べて立ち上がる手助けをしたり、隣に座って相手の話に耳を傾けたりすることはできるでしょう。
相手のために使えるお金がなくても、体力や話術に自信がなくても、ただそばにいるだけでできることもあるのです。
神様と対面する機会があるとして、そのときまっすぐ神様を見て、人の道に外れるような生き方はしていませんと言えるように日々を過ごせると良いですね。
美輪明宏の名言⑦
美しく飾られた花も、道端に咲く小さな花も、疲れた心にはとてもかわいらしく、心を癒やしてくれますね。
野に咲く花は人が特別な手をかけなくても、たくましく育ち、花を咲かせてくれます。誰かのためを思って行動するとき、なにかを対価に求めるのではなく、ただ相手が喜んでくれるのがうれしいと思える生き方をしたいものです。
美輪明宏の名言⑧
世の中は思うように行かないことの方が多くて、苦労やしんどい思いをすることも多いですよね。だからこそものごとがうまく行ったとき、努力が実って成功を手にしたときはうれしいもの。
でもなんの苦労も挫折も経験しない人生だったなら、成功は当たり前のことで、特別幸せなことだとは思わないのでしょう。
苦労もつらさも、恵まれた環境や幸せであることを理解するための過程、人として成長するための糧だと思って、乗り越えて行ってくださいね。
美輪明宏の名言⑨
大切な人を亡くしたなら、しばらくは悲しくて心に穴が開いたようで、なにも手につかなくなるかもしれません。だけど時間は変わらず過ぎて行きますし、仕事や家事をしないと生活もままならないもの。
そうした日々のことに追われているうちに、少しずつ故人のことを思い出す時間は少なくなるものです。
それは故人に対する思いが薄れたのでも、あなたが薄情なわけでもありません。記憶はどんどんと新しいことで上書きされて行くもので、それ以上更新されることのない故人との思い出は、少しずつ薄くなって当たり前なのです。
つらさや悲しみが少しずつ薄らいで、いつか忘れて行くことは、生きているからこそ。そうしてあなたの中の未練や悲しみが薄くなることで、故人もゆっくりと眠ることができるでしょう。
美輪明宏の名言⑩
自分はツイてない、運が悪いと嘆いている人は、一度冷静になって鏡を見てみましょう。運が悪いと言っているその表情は、おそらく暗く沈んだものではないでしょうか。
運の良し悪しは誰にでもあるもの。今運が悪いのであれば、あとは良くなっていくだけです。
まずは笑顔を心がけてみましょう。暗い顔であいさつされるより、明るい笑顔であいさつをされた方が、周囲の人だって良い気分になりますよね。自分を取り巻く空気を変えれば、周囲の人の雰囲気も変わって行くものです。
そして自分を取り巻く雰囲気が良くなれば、良い流れもやって来やすくなるでしょう。笑う門には福来る、ですよ。
美輪明宏の名言⑪
思うようにものごとが進まないとき、なにをしてもうまく行かないとき、どうしても考え方が後ろ向きになってしまいがち。ときには自分以外の恵まれた人を、妬(ねた)ましく思うこともあるかもしれません。
人は人形ではないのですから、いろんな感情があるのは当たり前。でも人間性を悪くしてしまうような暗い考えや悪い考えからは、できるだけ早くに抜け出してしまいましょう。
後ろ向き思考や誰かを妬(ねた)む気持ちには整理を付けて学びとした上で、楽しいと思えることや自分が好きなことで、気持ちを上書いてしまえばいいのです。学びを活(い)かし、積み重ねて行くことで、人として成長して行ってくださいね。
美輪明宏の名言⑫
周囲の流行(はや)りなどに乗り遅れると、なんだか取り残されたように感じる人もいるでしょう。でも自分自身というものをしっかり持っている人は、誰かの真似や追従ではなく、自分が流れの先頭にいるものです。
自分流を貫き通せる強さと個性があるなら、誰かの真似をする必要はありません。自分が良いと思うことを、自信を持って表現して行くと良いでしょう。
まとめ
今のままの自分で良いんだろうか、他の生き方はないんだろうかと悩むことがあったなら、それが人生の転機かもしれません。
そんなはずはないと否定するのではなく、本当はどうしたいのか、そのためにできることはなにか、一度足を止めてゆっくり考えてみてはどうでしょうか。悩み、迷う時間もまた、あなたを成長させてくれるかもしれません。



