
夢や目標をもって頑張っているときに、失敗することも多くあります。続けているから、チャレンジしているからこそ失敗も多くなっていくでしょう。そんな時に諦めることなくチャレンジしていくことの大切さを「ことわざ」から学びましょう。失敗しても頑張り続けることができる「ことわざ」をご紹介します。
目次
失敗のことわざ一覧
何もチャレンジしない人は失敗をすることはありませんが、夢や成功を掴むこともありません。失敗はチャレンジしていることの証でもあります。失敗をすることは悪いことではなく、むしろ気付きのひとつでもあります。失敗することをネガティブに捉えないようにしましょう。失敗の「ことわざ」から気付きを得て、前を向いて進んでいきましょう。
精神一到何事か成らざらん
「精神一到何事か成らざらん」とは、一つの事に精神を集中して取り組んでいけば、何事でも成し遂げることができるという意味です。精神力があればどんなことも道は開けてくるという気持ちで取り組んでいくことが大切です。
禍を転じて福と為す
「禍を転じて福と為す」とは、自分にふりかかった災難や失敗などを上手く利用し、逆にいい結果になるように結びつけることを意味しています。ピンチはチャンスと言われますが、どんな状況でも考え方や工夫次第でそれを上手く利用していくことができるかもしれません。
失敗は成功のもと
「失敗は成功のもと」とは、失敗することで何が悪かったのかが分かり、原因をつきとめて改善していくことでその後成功していくという意味です。失敗するのも捉え方によっては成功に近付いているとも言えるでしょう。またこうしたら失敗するというのを知ることも、後に大きな知恵になることがあります。経験をたくさん積んだからこそ、分かることもあり、すべてを活かしていくことができるとよいでしょう。
七転び八起き
「七転び八起き」とは、何度失敗しても諦めることなく何度もチャレンジしていくことを意味します。「七回転んで八回起き上がる」は回数には意味はなく、七回はたくさんの失敗の例えであり、八回はどれだけ失敗しても奮闘して立ち上がるという意味が込められています。失敗して挫けるのではなく、スグに気持ちを切り替えて前を向いてチャレンジしていくことが大切ですね。
終わり良ければすべて良し
「終わり良ければすべて良し」とは、物事は結果が大切で、その過程での失敗などは問題ないという意味です。何かを達成するときには、その過程で失敗やトラブルが起こることがありますが、結局は結果が良ければ問題ありません。終わり良ければすべて良しと言えるように、前向きに進んでいきましょう。
麒麟の躓き(つまずき)
「麒麟の躓き」とは、千里走ると言われる名馬でもつまずくことがあるという意味です。どんなに優れた人でも失敗をすることがあります。失敗が0%ということはまずありません。完璧主義の人ほど自分の失敗や他人の失敗を許せなくなってしまいます。失敗することを受け入れていくことで精神的にもラクになるでしょう。
転んでもただは起きぬ
「転んでもただは起きぬ」とは、転んでもその機会を利用して、必ずそこで何かを拾って起きるという意味です。失敗をしてもそこから何かを得ようとすることで、失敗もポジティブに捉えることができます。どのような状況でも、チャンスに変えていくことができます。失敗して落ち込むのではなく、そこから何を得られるかを考えるようにすると、失敗もチャンスになっていくでしょう。
鬼の目にも見残し
「鬼の目にも見残し」とは、鬼のようにくまなく目を光らせて注意していても、時には見落としや不注意があるということの意味です。物事に100%ということはなく、どんなに注意深くしても、落ち度や不注意があることを受け入れていきましょう。
夜明け前が一番暗い
「夜明け前が一番暗い」とは、苦難や辛い期間は終わりかけの時期が一番苦しいけれど、それを乗り越えることで事態が好転していくという意味です。苦しい状況から抜け出す前が一番苦しいことがあります。どん底の時期を乗り越えていくことで、光が見えてきます。
細き流れも大河となる
「細き流れも大河となる」とは、小さな川がたくさん集まれば大きな川になるように、小さな努力でも日々コツコツと積み重ねると大きな成果につながっていくという意味です。今自分ができることからコツコツと積み重ねていき、諦めずに続けていくことが大切です。未来を信じて前向きに頑張っていくとよいでしょう。
まとめ
失敗しても恐れずチャレンジすることで、今まで見えてなかった景色が何倍にも広がることがあります。失敗を許せない人は、成功も手に入れることができないかもしれません。成功している人は多くの失敗をしているからこそ、器も大きくなり寛容になっていきます。失敗を成功へのプロセスとして捉えて、夢や目標達成に向けて頑張っていきましょう。



