「トウモロコシ」を使う「食べ物占い」

メキシコでは主食にもなっているトウモロコシですが、それを使った「トウモロコシ占い」は、非常に歴史のある占いなのです。
トウモロコシは、メキシコでは神様と深く関係のある存在で、人間はトウモロコシから作られたとか、神々が人々にトウモロコシを与えたと信じられています。
今でもメキシコの先住民族によって、この「トウモロコシ占い」は行われています。
占いは専門の占い師によって行われ、その占い方はトウモロコシの粒を投げて、粒が作り出した模様で占うというものです。
いくつかの占い方があり、ひとつは刺繍が施されたトルティーヤナプキンとよばれる布の上に、トウモロコシの粒を12粒以上投げる方法です。
ほかには、白いキャンバスにトウモロコシの粒を投げつける方法や、いろいろな色のトウモロコシの粒を使って、東西南北に投げる方法などがあります。
いずれも、投げられたトウモロコシがどのような図を描いているかで占いの答えを導きだし、リーディング方法としては、タロットカードにも似ているとされています。
「チーズ」を使う「食べ物占い」

チーズは西洋では、昔から魔法的なパワーがあると信じられていました。
おそらくその栄養素の高さや、ミルクからチーズを作り出す工程が、魔法の秘薬を作り出す工程のようにも感じられたからなのでしょう。
不思議なのは、中世から近代初期にかけて、「チーズ占い」は殺人犯などの罪人を見つけるときに用いられていたということです。
それはチーズを食べさせられた容疑者が、もしチーズを飲み込めなければ犯人であるということだったようですが、なかなかアバウトな占い方ですね。
一般的な「チーズ占い」は、チーズの形、濃さ、穴の数、臭い、カビ、発酵の具合などから占っていました。
占い方法はいくつかあるようですが、「チーズ占い」師は、自分の好きなチーズを4種類持ってくるように、占いを希望する人にまず告げます。
それぞれのチーズは、過去、現在、未来をカバーし、1個は人生の全体像、または特定の質問を表します。
この占いに適しているチーズは、スイスチーズ、ブルーチーズ、または表面の凹凸が目に見えるチーズです。
どんなチーズでも占いはできますが、表面に凹凸がない場合は、チーズを半分に割って、その凹凸を読み取ります。
チーズが崩れている場合は、お皿に落として、その形を読み取ります。
カビの生えたチーズは、カビの形を見ます。ビーガンチーズ(植物性由来の原料から作られたもの)も占いに使えます。
占い師は、チーズの中に形やシンボル、隆起、穴、皮の破片、結晶化がないか探します。
また、皮のまだら模様も見ます。たとえば、ハート形は愛、矢印は旅、犬の絵は友情、赤ちゃんは変化の訪れを意味します。
カビの量の意味は、チーズの中で他に何が起こっているか、それが特定の形や配置になっているかどうかによって異なります。
次に、占い師がチーズを見て受けた感触を告げてくれます。
チーズの形や香りなどのすべてが、潜在的な人生の運命の手がかりを示しているというのも、興味深いものですね。
まとめ
なんだか占いをするよりも、食べてしまいたくなるような材料でする「食べ物占い」は、身近な食糧で占えますね。機会があれば、ぜひご自分でも占えそうな食べ物を探して、「食べ物占い」に挑戦してみてください。
▶︎金運にいい!最高に縁起のいい8つの食べ物とは?!開運パワーフードはこちら
▶︎【開運カラーフード】その日の気分や取り入れたい運勢で食べ物を選ぶ!はこちら



