人生で落ち込んだとき、ふと目にした胸に染みるようなことわざや座右の銘に救われることってありますよね。もしあなたが落ち込んでいるなら、古くから言い伝えられていることわざからヒントを探してみるのはいかがでしょう。
今回は、あなたの日常を開運に導いてくれるかもしれない動物に関することわざをご紹介します。
目次
動物のことわざ一覧
それでは、動物の有名なことわざをいくつかご紹介しましょう。
猿も木から落ちる
猿は木登りが上手な動物ですが、絶対に木から落ちることがないというわけではありません。得意なことをする際にも、鼻にかけて油断することがないようにすると失敗を減らすことができますよ。
飛ぶ鳥跡を濁さず
引き際の戒めを説いたこのことわざは、立ち去るときに見苦しい行いをしないように意識すべきという意味が込められています。何か一つの物事を終えるときには、颯爽とクールに去るようにしたいものです。
癖ある馬に能あり
このことわざは、一癖あるくらいの者のほうが優れた能力を持っていることを意味します。歴史に名を残すような天才たちはどこか変な人が多いように、自分の個性を大切にできると良いですね。
飼い犬に手を噛まれる
人間関係では、日頃から可愛がっていた人物から思いがけず攻撃を受けることがあります。裏切りを経験することがないように、ある程度の警戒心を持っておいたほうが良いかもしれません。
馬に乗るまでは牛に乗れ
高い地位につきたいのであれば、まずは低い地位について努力する必要があるという意味のことわざです。高い目標や夢を持っているのであれば、まず実力を身につけることから始めると良いですよ。
窮鼠猫を噛む
追い詰められて逃げ場を失ったネズミが猫に噛み付き、一発逆転をはかるさまを描いたことわざです。絶体絶命の窮地でも諦めずに努力すれば、弱い者でも強い者に逆襲することができるでしょう。
藪をつついて蛇を出す
人生では、しなくても良いことをして思いがけず悪い結果を招いてしまうことがありますよね。つつかなくても良い藪をつついて蛇に噛まれることがないよう、余計なことを言ったり、したりしないようにしましょう。
虎穴に入らずんば虎子を得ず
現代風の言い方をすれば、「リスクを負わなければ成功することはできない」という意味を持ったことわざです。失敗を恐れるのではなく、成功のために困難を買って出たほうが成功できるでしょう。
夫婦喧嘩は犬も食わない
夫婦喧嘩はやがて仲直りするもの。そのため、他人が仲裁に入る必要はないということわざです。よそさまの夫婦が喧嘩をしていたとしても、掻き乱すことがないように見守ってあげるのが良いでしょう。
二兎を追うものは一兎をも得ず
二つのことを同時にしようとすると、どちらもうまくいかなくなってしまいます。何かをやり遂げたいと考えているのであれば、どちらか片方に集中したほうがうまくいくという意味のことわざです。
人間万事塞翁が馬
人生では、幸が不幸に転じることや不幸が幸に転じることは常。そのため、一つ一つの出来事に一喜一憂する必要はないという意味のことわざです。どんなに不幸な体験をしても落ち込まなくて良いのです。
井の中の蛙大海を知らず
井戸の中にいる蛙は大きな海を知りません。狭い世界に閉じこもっていると広い世界があることを知らずに得意げになってしまったり、誤った判断をしたりすることがあるという意味のことわざです。
同じ穴の狢
一見まったく異なるように見えたとしても、実際は同類であることを意味します。いい人だと思っていた相手が悪い人間関係を築いているのであれば、その相手もあまり良い人物ではないのかもしれませんね。
魚心あれば水心
相手の出方次第でこちらの対応が決まることを意味します。人と関わるときには、自分から率先して好意的な対応を心がけるようにすれば、相手も快い対応をしてくれるでしょう。
まとめ
あなたの心に響いた動物にまつわることわざはありましたか?ことわざは、昔の人から代々受け継がれてきた知恵。そんな知恵を活かせるよう、座右の銘にしてみるのも良さそうです。
