パワースポット

京都伏見稲荷大社の千本鳥居の魅力を知り尽くす!ルールや見どころ9選

伏見稲荷大社

京都の伏見稲荷大社といえば、年間数十万人の観光客が訪れる、京都でも屈指の人気スポットです。その中でもテレビや雑誌で紹介されれば一際目を惹く「千本鳥居」の幻想的な光景を見てみたいという人も多いでしょう。伏見稲荷大社の千本鳥居には訪れる度に景色が変わると言われるほど魅力や見どころが満載なのです。また千本鳥居をくぐった先にあるパワースポットも注目です。幻想的な千本鳥居の朱の世界を訪れてみませんか。

京都伏見稲荷とは

伏見稲荷大社

千本鳥居で有名な伏見稲荷大社は全国に約3万社はあるといわれている「稲荷神社」の総本社です。お稲荷さんの愛称で親しまれている稲荷神社は神様の使いとして狐がお祀りされていることでも知られていますよね。

伏見稲荷大社の創建は816年となっているので、1200年以上の歴史がある神社です。伏見稲荷大社がある稲荷山全体がご神体となっているので、山そのものがパワースポットだといわれています。

伏見稲荷大社の御祭神は…

・宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)
・佐田彦大神(さたひこのおおかみ)
・大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)
・田中大神(たなかのおおかみ)
・四大神(しのおおかみ)

という名立たる神さまがお祀りされています。神様の数が多いので、ご利益の数も多いんですよ。

基本的に稲荷神社は「稲」という文字が入ることからも分かる通り五穀豊穣のご利益がある神社です。

特に日本では先祖代々、稲作が主流で米を主食としていますよね。ですから、毎回、食事にありつけるのはお稲荷様のおかげだと、感謝の気持ちを表しましょう。その他にも、商売繁盛、家内安全、学問成就、心願達成など多くのご利益があると言われているのが、伏見稲荷大社なのです。

伏見稲荷大社には千本鳥居を始め、恩恵をいただくことができる摂末社。そして願いが叶う度合いが分かる「おもかる石」など、外国人観光客にも人気の観光スポットです。

なぜ千本鳥居になったのか

京都伏見稲荷大社の歴史や見どころ|千本鳥居と魅力的なパワースポット

伏見稲荷大社といえば千本鳥居がセットになっていますが、不思議に感じたことはありませんか。神社に鳥居があるのは一般的ですが、伏見稲荷大社には何故、こんなにも鳥居があるのでしょうか。

伏見稲荷大社にだけこんなにも鳥居が集まって、千本鳥居になったのには理由があります。まずこの場所に鳥居が建てられたキッカケから見ていきましょう。

伏見稲荷大社の千本鳥居がある場所は、まさにご神体である稲荷山の入口にあたります。稲荷山は神降臨の地ともいわれる神聖な場所です。人間の世界から神様のいる世界へと繋がる境界を現すものとして多くの鳥居が建てられました。これらは江戸時代から明治時代にかけて建てられたと伝えられています。

その後、お稲荷さんへ参拝する人が増え、伏見稲荷大社に参拝する人が増えました。お稲荷さんは情が厚く、人間の願い事を叶える為に多くのパワーを使ってくれる神様です。しかしせっかく願いを叶えても、人間はそれっきり訪れなくなる場合が多くお稲荷様は大変お怒りになったそうです。

そこで、願いが叶ったらそのお礼に鳥居を奉納するという習わしができました。また、鳥居を通るのと「願いが通る」という語呂合わせから、縁起が良いものとして考えられました。奉納する鳥居にも、ちょっとしたルールがあって最初に奉納する鳥居は小さいものから奉納し、願いが叶う度に鳥居を大きくして奉納するのだそうです。

この風習は日本全国に広まり、お稲荷さんの中でも総本社となる伏見稲荷大社への鳥居の奉納が増えたことから、どんどん鳥居が増え、現在の規模になったといわれています。現在では千本鳥居どころか、一万本以上の鳥居が奉納されていると言われています。その数は今でも増え続けているそうです。

千本鳥居のご利益

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社の千本鳥居がある辺りは、神の降臨の地である稲荷山の入口にあたります。神様の元へ向かうには必ずこの千本鳥居を通らなければいけません。

千本鳥居にはこれから神聖な場所に向かう為に心身ともに穢れを浄化するご利益があります。これから神様に会いにいくのですから、身も心もクリアな状態で行くべきですよね。人間の世界でも同じです。大切な人に会うのに、お風呂に入らない人、髪を整えない人はいませんよね。
それと同じように神様の前に出る前に、見えない穢れを落としてもらうのです。

それを通り抜けることで実現しているのが鳥居の役割なのです。鳥居の朱い色は「魔除け」「厄除け」の意味もあるので、そういった面で考えても浄化作用は大きいですね。伏見稲荷大社の千本鳥居には、更に嬉しいご利益があります。ここにある千本鳥居は奉納した人が「願いを託して」建てたものではありません。願いが叶ったことで「叶えてくれた御礼」として鳥居を建てています。

ですから、ここにある千本鳥居には願いを叶えた人の感謝の気持ちや、願いを叶えたという自信からくるパワーがあるのです。そういった場所にある鳥居をくぐることで、秘めている願いが叶う可能性がググッと上がります。

また、願いが叶うようにと念じながら伏見稲荷大社の千本鳥居をくぐると、願いが叶いやすいとも言われています。

千本鳥居の見どころ

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社の見どころといえば、何と言っても朱い鳥居が連なる参道ですね。この千本鳥居の見どころは時間帯を変えることで、様々な表情が楽しめることです。ほぼ均等の感覚で並ぶ千本鳥居の朱は本当に見ていると神秘的です。その中でも特におすすめの時間帯は早朝の参拝ですね。

伏見稲荷大社は人気の観光スポットですから、平日でも日中は観光客でごった返します。それが早朝に参拝することで、ゼロにはなりませんが、静かな雰囲気に包まれます。

そして早朝をおすすめする最大の見どころは、朝日とのコラボレーションです。空が見えないくらいに覆いかぶさっている千本鳥居の隙間から朝日が差し込む様は、神降臨の光景のようです。美しく神々しい光景を目の当たりにすることができますよ。

また、伏見稲荷大社の千本鳥居は行きと帰りで風景が変わると言われています。行きは幻想的な朱い世界、帰りは鳥居の裏にかかれている奉納者の文字などが見えるので、違った意味で異世界に入り込んだような感覚が味わえます。更に、勇気のある人におすすめしたいのが、夜の参拝です。

伏見稲荷大社は閉門しないので、24時間参拝が可能になっています。
伏見稲荷大社

ですから夜になるとライトが点滅して、また違った雰囲気を楽しむことができるのです。しかしライトアップというよりは、単純に電燈をつけたという感じです。千本鳥居に出る前の境内は、どこか不気味でかなり怖いイメージがあります。しかし伏見稲荷大社の千本鳥居は格が違います。

暗闇の中に続く鳥居は、夢の中にいるような幻想的な光景です。しかし数メートル先は闇という光景が、別世界に連れて行かれるのではないかという気持ちにさせます。ちょっと怖いけれど、夜の参拝でしか味わえない醍醐味です。ライトが照らすのはあくまで千本鳥居の内側のみです。

参道を一歩外れれば、真っ暗闇が待っていますので気を付けて訪れてみてくださいね。

千本鳥居の通り方ルール

京都 伏見稲荷大社 日本
伏見稲荷大社のご神体である稲荷山に導くように連なっている千本鳥居。まさに伏見稲荷大社のシンボルともいえる光景です。

その美しい光景は多くの観光客を魅了しています。その為、伏見稲荷大社は基本的に混み合うのが前提です。そこで混雑緩和のため、千本鳥居をくぐる際にはルールがあります。それは「右側通行」というルールです。特に観光客が多く行き交う時間帯はこのルールを破ることでスムーズな参拝ができなくなります。怪我やトラブルにも繋がりますので、右側通行を守りましょう。

千本鳥居は神様の世界への神聖な入口ですから、走って駆け上がるのはやめましょう。千本鳥居に過剰な力を与えて、感謝の気持ちが込められた鳥居に傷をつけるのは罰当たりですね。実際に伏見稲荷大社に案内があるので、ルールはしっかりと守って楽しみましょう。

気持ちを落ち着けて、穏やかな気持ちで通るようにしましょう。

千本鳥居の撮影おすすめスポット

京都伏見稲荷大社の歴史や見どころ|千本鳥居と魅力的なパワースポット

せっかく伏見稲荷大社の千本鳥居を訪れたのだから、写真を撮りたいという人も多いでしょう。記念に撮影するという人もいれば、雑誌のような幻想的な写真を撮ってみたいとワクワクしている人もいます。

しかし実際に撮影してみると…思うとおりの写真が撮れない、というのも良くある話です。伏見稲荷大社の千本鳥居でのおすすめ撮影スポットをご紹介します。まず、念頭に置いてほしいのは、「伏見稲荷大社は混雑している」ということです。写真を撮ろうとしても、次から次へと人がフレームインしてきます。

そんな伏見稲荷大社の千本鳥居で撮影を成功させるためには「どこで撮影するか」がポイントになります。そのベストポジションは、「下り側の千本鳥居」です。

伏見稲荷大社の千本鳥居は入り口が2つに分かれます。そして「右側通行」にのっとって、一方通行になっているので、多くの人が向かって右側から千本鳥居をくぐり奥へと進んでいきます。その向かって左の下り側が撮影スポットとして狙い目なのです。

でも、これだけの人が右の鳥居から中に入っていくのだから、下りだって混雑しているに違いないって考えますよね。しかし、伏見稲荷大社はほとんどの人が千本鳥居を越えて、更に奥へ進みます。

山頂まで行く人もいれば、さすがに山頂は断念する人がほとんどでしょう。そうなると元の道を下ってくるのかと思いきや、伏見稲荷大社には途中途中に帰り道があるので、横道にそれても出ることができるのです。

そうなるとほとんどの人が横道から出てはけていくので、千本鳥居の下り側は自然と人の数が減っているのです。ゼロになるわけではありませんが、タイミングを測りやすくなるので、ベストショットを撮影しやすいといえます。

余談としては、早朝を利用すると人の少ない千本鳥居で撮影ができます。初詣や紅葉時期を避けたローシーズンの始発電車が到着する前が1番の狙い目です。本気で狙うなら、前日は伏見稲荷大社から徒歩圏内のホテルに宿泊して翌朝1番で訪れるのがおすすめですね。

千本鳥居を抜けた先の奥社奉拝所

伏見稲荷大社 奥社奉拝所
伏見稲荷大社の千本鳥居を抜けた先には、思わぬ見どころが待っています。見るだけでなく人気スポットもあるので、是非、先に進んでください。

伏見稲荷大社の千本鳥居を抜けて進んだ先には「奥社奉拝所」と呼ばれる場所に出ます。ここは神様を遥拝する場所なのです。

奥社奉拝所のある場所は古くから「命婦谷」と呼ばれていた場所で、その真後ろには稲荷神が降臨されたといわれる「稲荷山三ケ峰」があるのです。実際に稲荷山三ケ峰に行くことは可能ですが、かなり険しい道のりで「軽い登山」ともいわれています。様々な理由でそこまでは行けないという人が、この奥社奉拝所から参拝することで、稲荷山三ケ峰に参拝したのと同じご利益を得られると言われています。

奥社奉拝所には大人気の見どころがあります。伏見稲荷大社を訪れる人の間では誰もが試したくなると言われる「おもかる石」です。奥社奉拝所の奥に石燈籠が2本あり、それぞれの灯籠の上におもかる石が置かれています。
京都 伏見稲荷大社 おもかる石
おもかる石は、今、あなたが抱えている願い事が叶うか否かを占うことができる石です。おもかる石の前で叶えたい願いを強く念じます。その後でおもかる石を持ちあげてみてください。

その時に「あ、軽い!」と感じれば願いは早いうちに叶うと言われ、「ずっしり重い」と感じた場合はその願いが叶うのには時間がかかるとされています。ドキドキしますが、占ってみてはいかがでしょうか。

千本鳥居の所要時間

伏見稲荷大社には入口から稲荷山の山頂に至るまで、大小の鳥居が続いています。初めて訪れる人にとって、それらを総じて「千本鳥居」と思っている人がいますが、実際はちょっと違います。

千本鳥居と呼ばれるのは伏見稲荷大社の中でも、一部なのです。伏見稲荷大社の千本鳥居は境内の奥にある稲荷山の右中腹に並んでいます。

伏見稲荷大社の「奥宮」から「奥社奉拝所」へ続く山道に連続で建てられている鳥居が千本鳥居です。そこ以外は「千本鳥居」には該当しませんので注意してくださいね。千本鳥居の長さは約400メートルです。足元は石段になっていて数は約1300段です。

千本鳥居だけをくぐった場合、所要時間は10分程度です。稲荷山全体を見ると4キロほどあるので、その中の10分の1といったところでしょうか。ちなみに、伏見稲荷大社全体を見て回ると所要時間は平均2時間です。伏見稲荷大社は楼門の先に本殿があり、その先の稲荷山はかなり広く置くまで広がっています。

最も高い「一ノ峰」間で行くのであれば、登山並みの覚悟や服装が必要でしょう。奥の方には見どころも満載なので、写真を撮ったり御朱印をいただいていると、3時間以上必要になります。

伏見稲荷大社は千本鳥居だけでなく、とても奥が深い神社なのですね。

鳥居が奉納できる!?

伏見稲荷大社の千本鳥居を見ていると、この鳥居は誰が奉納したのか気になってきます。鳥居のひとつひとつには、奉納した人の名前や会社名などが書かれています。

鳥居の奉納なんて神職に関係している人や、名のある政治家、有名人など、特定の人しか奉納できないのでは?と考えてしまいますが、伏見稲荷大社の鳥居は一般人でも奉納できます。

千本鳥居は大きさによって初穂料が異なります。鳥居の柱の太さによって金額が決まり、1号の大きさが3センチで申し込みは5号からになります。

・5号…175,000円
・6号…383,000円
・7号…482,000円
・8号…708,000円
・9号…826,000円
・10号…1302,000円

また奉納する場所によっても金額が少し変わってきます。千本鳥居奉納までの流れは…

申し込み→予約→奉納金支払い→鳥居の製造→完成→奉納、まずは伏見稲荷大社に問い合わせてみましょう。

今は昔のように御礼の代わりにどんどん建てることはできず、順番待ちになりますが、伏見稲荷大社に問合せをすれば案内してもらえますよ。
現在は鳥居を建てる場所がないという理由から「予約待ち状態」になっています。一旦募集を締め切っている状態ですが、4年~5年間隔で再開するのでタイミングが合えばという感じでしょうか。

京都伏見稲荷大社
住所:京都市伏見区深草薮之内町68番地
TEL:075-641-7331
公式ホームページ:http://inari.jp/

まとめ

伏見稲荷大社の千本鳥居の魅力はいかがでしたか。人気の観光スポットである伏見稲荷大社ですが、千本鳥居は歴史があるだけでなく、訪れる度に魅力を再発見できそうなスポットですね。

伏見稲荷大社の千本鳥居を興味本位で訪れるのと、ルールや見どころを知ってから訪れるのとでは、楽しみ方も変わります。これだけ魅力的な千本鳥居なので、知識を深めた上で訪れたいですね。

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