
日本人はそれほど信仰心が深くないと言われがちですが、お盆やお彼岸には先祖の墓を参って手を合わせ、お正月には神社を参って手を合わせます。クリスマスに教会を訪れ家族の健康や世界の平和を祈る人もいるでしょう。
日本人にとって祈りは特別な行為ではなく、生活の中に溶け込んだものと言えるかもしれません。祈るという行為には、不思議な安心感があります。目には見えないけれど、確かに心を支える祈りの名言をまとめました。
目次
祈りの名言①セーレン・キルケゴール
なにかにすがりたいとき、支えがほしいときに人は祈ります。あまり信仰深くないと言われる日本人でも、受験前や大事な節目のときなどに、神社やお寺に足を運んで神頼みとして手を合わせたことがある人は少なくないでしょう。
でもそれで神様や仏様はなにかしてくれるでしょうか。願いがかなった、救われたと感じた人は、実際には自分自身が努力し、最善を尽くして行動をした上で最後のダメ押しとして神頼みをしただけで、自分自身のやったことが良い結果になったということ。
逆に必要な努力も行動もせず、神頼みだけする人は神様には助けてもらえない=願いはかなわないでしょう。自分の人生を変えるのは祈った先ではなく、祈る自分自身です。
祈りの名言②マハトマ・ガンジー
とても口がうまい人というのは、営業畑にいる人や接客業などをしていると出会うことがありますよね。次から次へと営業トークを繰り出して契約やお買い上げにつなげる才能はすごいと思いますが、口だけうまい人の契約は後から解約や返品となることが多いもの。
その場の雰囲気や口のうまさに乗せられてしまったものの、結局は自分のためにと選んでくれたものではないから、後になって違和感になってしまうのでしょう。
それはきっと、言葉も同じ。相手を傷つけないよう、そして助けになるような言葉をかけたいと思っても、すぐに言葉が出て来るとは限りません。
たとえ言葉にできなくてもそっと寄り添ったり、行動で示すというやり方もあります。相手のためを思う気持ちが、なにより大切と言えるでしょう。
祈りの名言③江原啓之
誰かに優しくできること、愛情を持って接することができる人は、表情なども穏やかで周囲の人ともトラブルを起こしにくいですよね。
笑顔を心がける人のすべてが苦労の少ない人というわけではありませんが、人を不快にさせない配慮ができる人というのは、意外に周囲の人の方がよく気付いているものです。
あの人はいい人だ、あの人に任せておけば大丈夫という第三者からの評価は、あなたの人生を明るく照らしてくれるでしょう。
祈りの名言④モーリス・メンテルリンク
たとえばお盆やお彼岸、年末のお墓参りなどで、故人を思い出すことはないでしょうか。
本をよく読む人だったなとか、よく旅をしていたな、お茶やお酒が大好きだったよねなど、手を合わせて冥福を祈りながら、元気だったころの大切な人の姿を思い出すこともあるでしょう。祈ることはそうした大切な人との時間を思い出すきっかけなのかもしれません。
祈りの名言⑤ジョセフ・マーフィー
思うようにものごとが進むとは限りません。急いでいるときに限ってトラブルが起きたり、作業に手間取ったりしがち。
でももしかしたら今の時点でトラブルに見舞われたからこそ、先のリスクを取り除けたのかもしれません。手間取ったからこそ、次の作業は簡略化できる可能性も。
終わってみればこれでよかったのだという結果に落ち着くなら、それは余計なトラブルではなく、必要な過程だったのでしょう。
祈りの名言⑥加藤一二三
なににも頼らない、自分だけを信じて戦える人というのは、本当に実力があって強い人なのでしょう。でも人はやっぱりどこかで不安を抱え、弱い部分を持っているもの。精いっぱいの努力をしたその上で、どうかうまく行きますようにと祈る人は多いですよね。
それは最後の心のよりどころであり、お守りのようなもの。できるだけのことはした。その上で勝利を祈るのだから、きっと大丈夫という安心を求める最後の一手なのです。
祈りの名言⑦ドストエフスキー
つらいときや厳しい状況のとき、思わず祈りたくなることもありますよね。だけど仕事や責任から逃げるわけにはいきませんし、つらくても耐えて働く必要があるものです。
でも悪い状況だって、いつまでも続くものではありません。歯を食いしばって堪え忍んでいるうちに、どうにか山場を越えてラクになって行くでしょう。
きっとこれから状況が良くなると信じて、希望を持ってください。その上で状況を良くするために行動してくださいね。
祈りの名言⑧本田健
単純作業の繰り返しが苦手という人もいれば、人と話すのが不得手で接客業に向かない、という人もいるでしょう。自分が得意なことを選んでできる仕事ならいいですが、適性のありなしがわかる以前に仕事が振り分けられることも少なくありません。
でもどんな仕事や作業であっても、必要だから存在しているものです。得意ならもっと効率よく進めてみようと工夫してみたり、苦手な分野ならどうやれば上手にできるか、前向きに取り組めるかと考えてみたりしてはどうでしょうか。
どうせやらなくてはならないことなら、イヤイヤではなく自分の糧になるような関わり方を試してみましょう。
祈りの名言⑨セオドア・ルーズベルト
しんどい状況でものごとが進むより、ラクに進んでくれた方がいいと普通は思いますよね。でもラクばかりしていたら、いざというときの対応力や失敗したときのリカバリーの仕方などは身につけられません。
トラブルや困難をただ避けるのではなく、いざというときに備えるためにもある程度の負荷は良い経験になるでしょう。ラクな状況になるように祈るのではなく、いざというときのために自分自身が強くなるように心がけてくださいね。
祈りの名言⑩ネルソン・マンデラ
強く願ったから、懸命に祈ったからといって、夢がかなうとは限りません。むしろ必要な努力が足りていなければ、かなわないことの方が多いでしょう。
でもうまく行かなかったからと挫折したままなら、夢はずっとかないません。失敗しても、一度や二度うまく行かなかったとしても、あきらめずに立ち上がり挑戦し続けることで、自分自身の道を開けて行ってくださいね。
まとめ
祈るということは、人によっては唯一と信じる神様に対して行う特別な行為と思うかもしれません。しかし八百万の神様が身近に存在すると言われてきた日本では、祈ることはご近所さんへのあいさつと同じくらいの何気ない感覚。
家族や大切な人が元気で過ごせますように、今日が良い日でありますようにと祈ることで、いろんな人やものとのご縁を、日々当たり前につないでいるのでしょう。



