開運

【立春大吉】読み方やおめでたい縁起*お札の貼り方について

立春大吉
「立春大吉」は、「りっしゅんだいきち」と読み、「立春」のこの日から暦上は春が始まります。季節の変わり目である立春の日に厄除けの願いをこめて、禅寺では門前にお札を貼る習慣があります。

「立春大吉」のお札の意味や貼り方についてご紹介しますね。

立春大吉の縁起について

「節分」の翌日が「立春」の日にあたります。まだまだ寒さが厳しい季節ですが、暦の上では春が訪れます。”除災招福”の意味をもった縁起のよい言葉になりますよ。

そんな春の始めであり、一年の始まりでもある日に「大吉」という言葉がつけられており、非常におめでたい縁起物になります。

立春大吉のお札について

「立春大吉」は文字が左右対称になっています。その為に前から表から見ても、裏から見ても「立春大吉」と読むことができるので、節分では玄関に「立春大吉」のお札が貼っていると、家に鬼が入って振り返ったときに、「この家はまだ入っていない」と勘違いして出て行ってしまうと言われています。

逆戻りして出て行ってしまうので鬼が入らない=厄除けのメッセージがありますよ。

立春大吉のお札はどこで買えるの?

「立春大吉」のお札は有名なのは出雲大社相模分祠では郵送で申し込み受付してくれます。頒布期間は1月1日 ~ 2月19日になっていますので必要な方は、公式サイトで申し込みをしましょう。初穂料は1本800円です。家内の幸福を守る立春の縁起札で、一年をお守り頂く大切なお札です。また、その他にも曹洞宗などのお寺でも販売されています。

「立春大吉」のお札を手作りするには?

「立春大吉」のお札は自分で書くのもOKですよ。正式には、立春の日の0時~午後7時22分の間に「立春大吉」の文字を書きます。真っ白な半紙や和紙を用意しましょう。縦書きで「立春大吉」と墨で書きましょう。

「立春大吉」の文字が裏から見て透けて見えなければいけないので、用紙が薄いものでないと意味がなくなります。裏から透かして見ても「立春大吉」と読むことができるのがポイントですよ。文字は左右対称になるように書きましょう。文字が書き終わったら最後に息をふきかけて完了です。良い一年になるといいいですね。

・立春大吉のお札の貼り方

「立春大吉」のお札は、玄関の表、向かって右側に貼ります。玄関の内側でもよしとされているので、ご自宅の玄関に応じて貼るとよいでしょう。お札は目線より高い位置に貼るようにしましょう。お札を貼る日は「立春」の日から「雨水(うすい)」の日までと言われていますが、毎年日程が変わりますよ。

節分の日程は、太陽暦の一年間、春夏秋冬を二十四分割したもので、二十四節気(にじゅうしせっき)で決まります。二十四節気は、小寒・大寒・立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至になり、日本では旧暦として用いていました。雨水には、雪が溶けて、春の気配が感じられるようになってきます。

2025年は立春が2月3日で、雨水の日が2月18日になるので、この期間に「立春大吉」のお札を貼るといいですよ。お札を貼る際には、お札を傷めないように両面テープで貼りましょう。

鬼門にあたる北東側にお札を貼る

鬼門(きもん)とは、北東の方位で、日本で古くから忌み嫌われてきた方位で、何事をする際にも避ける習慣がありました。鬼門は「鬼(邪気)の出入りする方角」を意味しています。

東北の家の鬼門にあたるところに「立春大吉」のお札を貼ることで、鬼が入ってきても振り返り「立春大吉」の文字を見て、引き返すと言われています。悪い運を通しやすくなる鬼門はいつも清潔に保っておきましょう。

立春大吉餅について

伊勢神宮で毎月一日にお参りする「朔日(ついたち)参り」というならわしがあります。ひと月無事に過ごせたことを感謝し、また新しい月を無事過ごすことができるようにとお参りします。

伊勢神宮の内宮前のおかげ横丁にある和菓子屋老舗の「赤福」本店では、毎月一日に縁起の良い、朔日餅(ついたちもち)を販売しています。二月の朔日餅は、大豆と黒大豆を使った2種類の豆大福「立春大吉餅」になり、整理券配布で毎年大人気で行列ができる程ですよ。

立春大吉豆腐について

立春の日に豆腐を食べます。豆腐は「邪気を追い祓うほどの霊力が宿る」と言われ、身体を清める力があります。前日の節分の日に豆腐を食べると、罪穢れを祓うと言われていますよ。節分と立春に食べる豆腐のことを「立春大吉豆腐」と呼びます。豆腐を食べて幸運体質になるといいですね。

まとめ

今年も1年無事に過ごせますようにと願いを込めて「立春大吉」を貼ることで、意識的に新たな年を迎えることができますね。家内安全や厄除けの願いを込めて、自分で手作りすることもできます。

新しい春の訪れとともに、一年の無事をお祈りすることで、気持ちも新たにすることができるのではないでしょうか。ちょっとした儀式を生活に取り入れることで、心もリフレッシュしてよりよい運を呼び込むことができます。是非、立春には「立春大吉」のお札を貼ってみてくださいね。

▶︎【陰陽】を日常生活に取り入れると自然に開運につながる考え方はこちら

▶︎【暦・カレンダー】についてのまとめページはこちら

ABOUT ME
Written by mapy
20年前よりスピリチュアルなことに興味を持ち、数秘術・心理学・西洋占星術・カラーセラピー・フラワーエッセンス・クリスタル・風水・アロマテラピーなどを学び資格取得。さまざまなアプローチを通して女性対象にカウンセリングを行っています。今までの経験を活かして多くの方の気付きのきっかけになり、人生がより豊かに楽しくいられるような記事を提供できればと思っています。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ある程度の長さの平仮名や漢字が含まれないコメントは受付けておりません。(スパム対策)