不用品を断捨離すると心地よく新しい進化したものが入るスペースが空くように、人間関係も断捨離すると、今までの自分にはない、新しい進化した人間関係が入ってきます。
人生のほとんどを占めると言っても過言ではない『人間関係』家族・職場・古い友人からママ友まで、およそ山にこもる仙人でもない限り、避けたくても避けて通れないのが人間関係。
これらかも大切に守っていくべきか、断捨離すべきか。どちらにするかを見極める6つのポイントとは…..?
近い将来、生産的かどうかを考える
ダラダラと1時間も2時間も話し込む。内容は愚痴や悩みばかり。
『わかるわかる』と共感されても、その後何か変わっていますか?きついように感じるかもしれないですが、また同じような愚痴や悩みを言うだけなら、断捨離すべき関係です。
愚痴や悩みばかりを話すことによって、すっきりしたように感じるが実は何も変わっていないということを自覚することは、少々痛みを感じる作業かもしれません。
しかし断捨離の痛みの後にはさらに成長した自分・豊かな新しい人間関係が待っています。
自己否定に陥ってないか
尊敬する人としゃべると、自分が小さく思える。自分らしくいられない。その人に良く思われようと、笑顔を作ってしまう。
尊敬する人と付き合うことは大切ですが、自己否定に陥ってしまうようでは、まだその人間関係はあなたにとって必要ではないと言わざるを得ません。
自分よりも博識・世界が広い人とのお付き合いは、一見必要そうに見えますが、気を付けていないと自己否定の沼にはまってしまいます。まさに自分の『身の丈』を知るということも大事なのです。
自己否定の沼に陥るということは、相手のランクと自分を比較し、自分の欠点ばかり目についてしまっているということ。そういう時には少し距離を置いて、自分の満足している点・満足していない点、また、相手の良いところ・そうでないところを書き出してみるとよいでしょう。
自分の感じていることを断捨離することで、『自分は自分・相手は相手』と客観視することができるようになり、相手の意見を取り入れるべきかどうか自分で断捨離することができます。
迷惑ばかりかけられていないか
いわゆる『毒親』に悩む人が多いですね。
- 親だから見捨てられない・・・
- 親だからむげにできない・・・そんな思いが、実りのない人間関係を抱え続ける結果を生んでしまうようです。
電話に出ない、会わなかったところで、親子の事実がなくなるわけではありません。断捨離したからといって、一生付き合わないと決めるわけではないのです。
時間の経過とともに、相手が成長し、今度は実りある人間関係を構築できる場合もあります。
お世話してばかりいないか
何かしらいつも相談してくる、頼ってくる。いわゆる『構ってちゃん』ですね。
あなたはアドバイスし、真剣に対応し、相手も喜び感謝すらするかもしれない。でもいつでも『やってあげてばかり』では、相手の成長も自分の成長もありません。
そうした対応は充実した人間関係と言うよりは、無料の便利屋さんとでも言えるかもしれません。それは依存関係になり、相手のためにも本当にはよくないのです。
あなたも役に立つ自分に酔っているだけに過ぎません。お互いにとって良い距離で無理なく過ごせる方がもっと良い相乗効果がでてくるでしょう。
どう思われるか機嫌をとっていないか
その人から自分がどう思われているか、必要以上に気にしてしまう人間関係は長続きしません。
いくらあなたがその人のことを好んでいたとしても、あの時どう思われたか、もっとこうすべきでなかったのか、気にしている時間は生産的ではありません。人間関係を作る前に、自分自身をもっと好きになる必要があります。
断捨離すると、そんな自分の性格も捨てることになるので、逆に一人でいても大丈夫!という強い人間へと生まれ変わることができます。そう、古い自分も断捨離することになるのです。
無言に耐えられるかどうか
ある程度の人間関係が続くと、お互い無口でいてもリラックスして存在できるようになります。相手がどう思うか、自分がどう思われているか、気にすることはほとんどなくなっているでしょう。
逆説的に聞こえるかもしれませんが、その人があなたにとって断捨離すべきかどうかさえ考えなくなっていて、ただ共にいるのが心地よい。ネガティブだけでもポジティブだけでもない。ずっと昔から知っているような感覚になっているかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?充実した人生の柱とでもいえる人間関係。これらの項目に共通する『人から良く思われたい』『人にわかってもらいたい』という考えがクセモノのようですね。
逆にこの2つがない関係は、お互いの問題の解決・協力・成長・分かち合いに向いているので、大切に守っていくべき人間関係と言えます。
人間関係を断捨離するとは、この考えを自分から断捨離してよりシンプルで魅力的な人生にしていくのがポイントです。
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