風水では、家の間取りによって運気が左右されると言われています。家を建てる際には間取りから考えていくことができますが、既に住んでいる間取りを変えることはできません。間取りが悪くても風水で良い場になるように調整していくことで、運気をアップさせることができます。
家の良い間取りと悪い間取り、運気を上げる対処法についてご紹介します。
目次
【風水】家の間取り基本の意味
風水は土地の良し悪しなど外的環境の気の流れで判断しますが、家相は家の間取りと方位を組み合わせ、内的環境による気の流れでみていきます。間取りと方位を組み合わせることで良い間取りの家なのか、悪い間取りの家なのかを見分けることができます。家の中心に方位盤を置き、それぞれの方位をチェックしましょう。家相で一般的に良くないと言われるのが「鬼門」と「裏鬼門」です。玄関や水回りがあることで運気が下がる家になります。
【風水】家の良い間取り&運気UPの方法
家の良い間取りに住むことで、運気を高めることができます。良い間取りについてチェックしていきましょう。
玄関が東・南東・南
玄関は明るく清潔な場所にあるのが理想です。玄関は気を取り入れる大切な場所です。日当たりが良い東、南東、南にある玄関が理想の位置になります。玄関から入った陽の気が家の中に入り、その家に住む人の運気が上昇していきます。
リビングは明るく陽の気で満たされている
リビングは自然光が入り、明るく陽の気で満たされているのが理想です。西、南西、南東にあるリビングは吉です。
キッチンは東・南東・北西
キッチンは五行で水と火の気がある場です。水は陰の気で、火は陽の気になり対極であることから不安定になりやすい場と言われています。キッチンは東、南東、北西にあるのが理想です。
お風呂は東・南東
お風呂は一日の疲れをとり、厄を洗い流す場です。健康運と金運に関係しています。湿気が溜まりやすいので換気をし、清潔に保っておきましょう。お風呂は東と南東にあるのが理想です。
ゆっくりくつろげる寝室
寝室は寝ている間に新しい気をチャージする場です。健康運と関係しています。特に、どの方位にあっても問題がありませんが、ぐっすりと安眠できる寝室づくりをしましょう。ベッドが窓際やドア正面にくる位置は悪い気の影響を受けやすくなるので避けましょう。ベッドと壁の隙間がないように配置し、気の流れが整う北枕で眠れるのが理想です。窓は運気が出入りする場所になるので、悪い気を入れないためにもレースカーテンをした二重のカーテンがおすすめです。
南東&北西の張り
南東&北西方位にある張りは吉相になります。間取りの外壁の一辺から3分の1までの凸部分が張りです。南東の張りは、人間関係にかかわる方位で商売繁盛に吉です。北西の張りは、発展性がある方位で金運向上、子孫繁栄、夫の出世に関係しています。
【風水】家の悪い間取り&運気UPの対処法
家に悪い間取りがある場合は、運気がアップできる対処法をすることで緩和することができます。特に悪いと言われるものをご紹介します。
鬼門に玄関・キッチン・トイレ
鬼門(北東)と裏鬼門(南西)は、鬼が通る道と言われています。鬼門や裏鬼門に玄関、キッチン、トイレがある間取りはNGです。水回りは陰の気が溜まりやすい場です。どこに配置しても吉方位になりませんが、清潔に気の流れを良くするように心掛けていくと良いでしょう。鬼門に玄関やキッチン、トイレなどがある場合は、観葉植物を置いて悪い気を吸い取ってもらいましょう。
正中線・四隅線に不浄なものがあるのはNG
正中線(せいちゅうせん)は、南北、東西を結ぶ縦横のラインのことです。四隅線(しぐうせん)は、北東と南西、北西と南東を結ぶ斜めのラインのことです。このラインは、強力なエネルギーが流れているので、不浄なものがあるのはNGになります。トイレや排水溝、ごみ箱などがある場合はいつもキレイに清潔に保つようにしましょう。
「欠け」のある間取り
間取りの外壁の一辺から3分の1までの凹み部分が「欠け」と言われています。欠けがあると凶作用になります。鬼門(北東)と裏鬼門(南西)の欠けは様々な事が不安定になりがちになり、特に悪くなります。
階段が家の中心にある
家の中心は、エネルギーの中心となる場で太極と呼ばれます。階段が家の中心にある場合は、エネルギーが抜けてしまうため凶相になります。1階と2階をつなぐ階段は、階下の気流をそのまま上に流すことになり、気が乱れやすくなります。家の中心に階段がある場合は、階段を照明などで明るくし、観葉植物を置いて気の乱れを緩和しましょう。
まとめ
家を選ぶ際に、完璧な間取りを選ぶのは難しいこともあります。ある程度ポイントをおさえて、あまり良くない場は観葉植物を置いたり、気の流れがよくなるように工夫したりすることで場のエネルギーを高めていくことができます。
