怒りの感情は自然と湧き上がってくるものです。怒りの感情と上手く向き合い、コントロールすることで楽になります。怒りの感情を引きずると、行動もネガティブになることがあります。
怒らないのではなく、怒りの感情が湧き上がってきたときにどのように捉えていくかによって、感情も変化していきます。怒りをコントロールし、イライラしないためのおすすめの本をご紹介します。
目次
怒りのセルフコントロール―感情への気付きから効果的コミュニケーションスキルまで
怒りの感情が湧き上がることは、誰にでもあります。その怒りの本質を冷静に分析し、適切な対応をとれば、自分で怒りをコントロールすることができるという方法について書かれています。怒りは第二感情と言われています。怒りに隠された感情に気付くことで、怒りの本質に気付くことができます。怒りとは別のネガティブな感情に気付き、怒りを自分でコントロールすることができると、感情の使い方も変化していくでしょう。この本では、具体的な会話の例などから気付くことができます。
「怒りについての基本情報」「怒りの真実」「怒りのコントロール」「対応予習法(RCR)」「効果的なコミュニケーションを行う」「大切な人との暮らし」について書かれています。
『怒りのセルフコントロール―感情への気付きから効果的コミュニケーションスキルまで』
著者: マシュー マッケイ、ピーター D ロジャーズ、ジュディス マッケイなど
30分でできる怒りのセルフコントロール
怒りとは何か? あなたは怒りとどう付き合っていくと良いのか?を、本書を通して知ることができるでしょう。怒りのメカニズムを知り、楽に生きる方法について学ぶことができます。取り組む時間は1日わずか30分。「問題となる部分を見つけましょう」「現実的なゴールを設定しましょう」「怒りを上手に使いましょう」の3パートに分けて解りやすく書かれています。
『30分でできる怒りのセルフコントロール』
著者: ロナルド T. ポッターエフロン、パトリシアS.ポッターエフロン
ワークブック アトウッド博士の〈感情を見つけにいこう〉1 怒りのコントロール
不安障害や怒りのコントロール問題を改善するために考案された、認知行動療法プログラムです。子どもが自分の感情を探り、怒りについて知ることができます。演習をこなしながら、怒りの感情について深く理解できるでしょう。子ども向けの本ですが、大人も一緒に演習を行うことができます。演習を通して、怒りに対処する方法を身につけていきましょう。
「セッション1:自己紹介と自分を知ること」「セッション2:なぜ怒りを感じるのでしょうか?」「セッション3:感情の道具箱」「セッション4:「道具箱」を使いこなす練習」「セッション5:ソーシャルストーリー(TM)」「セッション6:対処法を学び合う」について書かれています。プログラムを円滑に実施できる「指導者のためのガイド」も付いています。親子で実践してみるのも良いでしょう。
『ワークブック アトウッド博士の〈感情を見つけにいこう〉1 怒りのコントロール』
著者: トニー・アトウッド
[図解]アンガーマネジメント超入門 「怒り」が消える心のトレーニング(特装版)
些細なことでイライラしたり怒りの感情を抱いたりすると、自分の感情に振り回されてしまいます。怒りが悪いというのではありません。怒りは誰しもがもっている感情です。怒りに振り回されることなく、コントロールする方法を学ぶことが大切です。アンガーマネジメントを学び、怒りに振り回されない生活をするための本です。怒りをコントロールできる人とコントロールできない人では、人生も大きく変わってくるでしょう。
「とっさの怒りを切り抜ける7つの対症療法」「怒らない自分をつくる9つの習慣」「ムダに怒らない人になる心の持ち方」「上手な怒り方7つのルール」の4章で、怒りに振り回されない生活を学びましょう。
『[図解]アンガーマネジメント超入門 「怒り」が消える心のトレーニング(特装版)』
著者: 安藤 俊介
精神科医が教える 後悔しない怒り方
些細なことでカッとなり、人生を台無しにしてしまうと後悔します。上手な怒り方と抑え方を理解しましょう。怒りのタイプがわかるチェックテストで、自分の怒りのタイプを知ることができます。6タイプに分けられるあなたの怒りの主なトリガーと対処法を知ることで、怒りが出てきたときに上手く怒りをコントロールすることができるでしょう。
タイプは①幼児性が強いタイプ、②秩序愛が強いタイプ、③他人より優位に立ちたいタイプ、④抑圧・うつ傾向の強いタイプ、⑤冷静分析タイプ、⑥思い込みの激しいタイプの6つに分けられています。まずは、怒りのタイプからチェックしてみましょう。もし怒りが湧いてきても、自分の怒りのタイプを理解していれば客観視することができます。
「あなたの怒りには理由がある」「自分を知って怒りをコントロールする」「イライラ、ムカムカを平常心に変える方法」「怒り方にはコツがある」の項目に分けて紹介しています。
『精神科医が教える 後悔しない怒り方』
著者: 伊藤 拓
まとめ
怒りは、防衛本能の一つと言われています。怒りを感じるのが悪いのではなく、怒りが出てきたときには客観視し、上手くコントロールしていくことが大切です。怒りが人との関係を悪化させてしまうこともあります。怒りの本質を理解して、怒りと上手く付き合えるように本から学んでみましょう。
【怒り】にまつわるスピリチュアル|体調不良・手放す・浄化の開運方法
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