あなたは自分の欲望を自覚して、きちんと追いかけていますか? それ以前に、そもそも眠っている欲望の存在に気づいていないという人もいるかもしれませんね。
今回は、選んだ状況から自分の中に眠っている欲望がわかる、そんな心理テストをご紹介します。
Q.あなたは物語の主人公です。悪者がやってきて、どこかへ連れ去られてしまいました。
そのとき、どうやら気を失ってしまったようなのですが……さて、目が覚めたとき、あなたはいったいどんな状況でしたか?
あまり深く考えず、直感で選んでみてくださいね。
- A:立てた棒に縛り付けられたイケニエ状態
- B:牢屋に閉じ込められている
- C:ベッドに寝かされている
- D:敵のボスの横にいる
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A:立てた棒に縛り付けられたイケニエ状態と答えたあなた
イケニエ状態と答えたあなたの奥に眠っている欲望は、主人公願望です。まるでこの世の主役のように、なにが起こったって勇猛果敢に立ち向かいます。そしてどんなピンチも乗り越えて、勝利と達成を成し遂げるのです。まわりの人たちはみんなあなたの味方。あなたを頼り、持ち上げ、感謝して、「やっぱりあなたがいないと!」と本気で崇拝するでしょう。あなたさえいればなんでもできる、あなたさえいれば絶対大丈夫。そんなふうに言われる存在になりたいと願っています。
縛り付けられたイケニエ状態なんて、どう見ても絶対絶命でしょう。普通なら、そこから助かるすべなんてありません。でも、物語だからきっと助かるんでしょう……だったら、どうせなら絶対に助かりそうにない状態のほうが盛り上がるんじゃないか? それでも助かるんじゃないか、自分なら! その自分絶対の思考は、主人公願望があるからにほかなりません。
B:牢屋に閉じ込められていると答えたあなた
牢屋に閉じ込められていると答えたあなたの奥に眠っている欲望は、被虐願望です。本気でひどい扱いは嫌だけれど、ちょっといじられるくらいなら大歓迎。コンプレックスに触れられたときは少し傷つきますが、それでもみんなが楽しそうにしていた場合はまあいいか、なんて流します。むしろ、みんなかまってくれてありがとうという気持ち。いつもみんなに注目されていて、いろいろいじってもらいたい……そんな願望の持ち主です。
牢屋の中に入れられると、自由はまったくありません。それだけでなく、鉄格子の中なのでなにをしていても丸見え。逃げ場もなく、隠れることもできない。そんな状況に身をおくことを想像したあなたは、逃げも隠れもしないので、そこでわかったことでどうぞ自分をいじってくださいという気持ちになっているのです。
C:ベッドに寝かされていると答えたあなた
ベッドに寝かされていると答えたあなたの奥に眠っている欲望は、ハーレム願望です。心の中は、素敵な人に愛され、大事にされたい気持ちでいっぱいでしょう。それも、やさしくて物腰の柔らかいタイプや、クールなタイプ、無骨な不器用タイプなど、いろいろな相手から愛されることこそが至高。決して一人で満足できないというわけではないはずなんですが、やっぱりたくさんの人から情熱的に求められるのは気持ちいい! という素直な人です。
悪者にさらわれておきながら、ベッドに寝かされているというもてなしを期待するあなたは、その時点で大事にされたい気持ちがあふれています。しかも、目覚めてベッドに寝かされていることに気づくのですから、悪者たちは目が覚めるまでじっと待っていてくれた様子。それこそすべての人に愛されたい、悪者だって自分のトリコという願望のなせるわざなのです。
D:敵のボスの横にいると答えたあなた
敵のボスの横にいると答えたあなたの奥に眠っている欲望は、強大な権力を手に入れたいというものです。いわゆる権力志向。この世は肩書きがものをいうと信じており、強い野心ももっています。ささやかな幸せよりも、仕事で成功するほうを選び、バリバリと働きます。とはいえ、今の仕事に満足しているわけではなく、チャンスさえあれば転職希望。どんどんステップアップして、いずれはその道……どの道でもいいので、エキスパートになりたくてたまりません。有名企業から次々に引き抜きの話がきて、あなたの能力を欲しがる……そんなストーリーこそ至高。
ボスというのは、敵のトップです。つまり、そのボスが命令を下さない限り、ほかの危険は及ばないということ。それどころか、ボス1人を手なずけることができれば、あなたがその権力をつかって好き勝手に振舞うことも可能になるかもしれません。そのためには、ボスにだけは従順でいなければならないかもしれませんが、権力が手にはいるのならそんなことは平気。あなたが欲しいのは、立場でなんでも好きにできる、いわゆる権力なのです。
まとめ
夢や希望とちがって、欲望って案外自覚していないことも多いですよね。でも、欲望だって立派な夢の一種なんです。自分を満たすことなんだったら、ぜひ自覚して、目標の一つにしてみませんか。