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松尾芭蕉が忍者服部半蔵ではないかと言われる都市伝説の理由5つ

松尾芭蕉が服部半蔵ではないかと言われる都市伝説の理由5つ

「松尾芭蕉と服部半蔵が実は同一人物である」という都市伝説を聞いたことはありませんか?

松尾芭蕉といえば有名な俳諧師(はいかいし)として知られていますが、その作品以外についてはあまり記録が残されていません。それゆえに「謎の多い人物」とされており、徳川家に仕えた有名な忍者、服部半蔵と同一人物なのではないか」と囁かれはじめました。その「とある人物」こそが、徳川家に仕えた有名な忍者、服部半蔵なのです。
今回は、「松尾芭蕉と服部半蔵が同一人物ではないか」とされる理由について紹介します。

松尾芭蕉が「奥の細道」で歩いた距離

松尾芭蕉
松尾芭蕉と服部半蔵を結びつけて考えられた理由の一つが、『奥の細道』で松尾芭蕉が歩いた距離です。

「おくのほそ道」は、松尾芭蕉が旅をして書いた有名な著書です。それをもとに彼が歩いた距離を計算すると、なんと1日に48キロも歩いたことになるのです。

当時は交通機関もなく、移動手段は徒歩しかありませんでした。

さらに松尾芭蕉は当時46歳で、体力があり余っている年齢ではありません。にもかかわらず、松尾芭蕉は並の体力ではほぼ不可能な距離を、たったの1日で歩いたのです。

1日に48キロ歩くには、9時間半にわたって歩き続ける必要があります。

この距離を、「平均寿命は50歳」とされる当時の世の中で、46歳の人が歩いたのです。このことから、松尾芭蕉はとても普通の人ではありえないということが分かっていただけるでしょう。

彼が異常な脚力を持っていることについては、なにか特殊な訓練をしていた可能性が考えられます。

そうした可能性から、「実は忍者だったのではないか」「この時代の忍者といえば服部半蔵ではないか」と結びつけられたわけなのです。

松尾芭蕉が関所をフリーパスしたような痕跡


松尾芭蕉が書いた「奥の細道」の不可解な点は、その歩行距離の他に「時代背景」が挙げられます。というのも松尾芭蕉が生きた時代は、日本の歴史の中でももっとも交通規制が厳しい時代だったのです。

江戸時代の関所は、奉公所や城に奉公している有名な人物であっても、通行手形や公式文書がなければ通れませんでした。しかし松尾芭蕉は、厳重な警戒が敷かれている関所も通ったとされているのです。関所は明確な理由がなければ、公務員でさえ通ることは許されません。

そんな関所を、「俳句を読み歩く旅」などという怪しげな目的で、身分さえ定かでない人物が通過するというのはあまりにも不自然です。

逆に言えば、そうした厳しい関所をフリーパス状態で通過できたということは、彼の職業が本当に俳諧師だったのか疑わしくなります。厳戒態勢の関所を素通りするには、警戒を敷かせたうえで、自分もそこを通る予定である必要があります。

そのため松尾芭蕉は、徳川幕府の中でも各地を歩き回る必要性のある、重要人物だった可能性が考えられます。

服部半蔵は、諸大名の内情を探ったり江戸の治安維持の仕事を任されたりしていたため、日本各地を歩き回る必要がありました。このことから、松尾芭蕉は服部半蔵だったのではないか、と考えられるのです。

忍者服部半蔵と徳川家康の関係


服部半蔵が「普通の忍者」とは違った部分を持っている点も、松尾芭蕉と服部半蔵が同一人物であるとされる理由です。

松尾芭蕉が忍者であったとされる理由は、先述の通り「『おくのほそ道』での歩いた距離」と「関所をフリーパスした痕跡」の二つです。

では、「服部半蔵であった」とされる理由は何なのでしょうか。その理由として、「服部半蔵だけが徳川家康と、一般の『忍者と戦国大名の関係』とは違った関係性を持っていたこと」が挙げられます。

基本的に戦国時代において忍者は、元侍の傭兵が多かったといわれています。

たとえば北条家と風魔のようなかたちです。忍者は裏方の仕事だけをこなす存在であり、「いない人」として扱われるため、戦国大名の部下という肩書にはなりませんでした。

しかし、服部半蔵は違いました。彼は忍者でありながら、徳川十六神将にも挙げられ、「鬼半蔵」の異名を取った武士でもありました。

また姉川の戦いや三方ヶ原の戦いでも大いに貢献しましたが、その派手な活躍から顔や名前が割れてしまい、服部半蔵は「忍べていない忍者」になってしまったのです。
だからこそ、服部半蔵はアンダーカバーとしての身分が必要でした。

たとえば身分も立場もなく、突然理由なく各地をさすらっても不思議ではない「俳諧師」などがぴったりだったかもしれません。アンダーカバーを作り出すのは、現代のスパイの常套手段。

アンダーカバーは表の顔が有名であればあるほど、本業を疑われにくくなるものなのです。俳諧師ならば身分を必要とせず、各地をさすらっても違和感のない職業ですよね。

「松尾芭蕉」という名前で有名になれば、誰も彼が「忍者・服部半蔵である」などとは夢にも思いません。これが「松尾芭蕉が服部半蔵である」とされる理由の一つなのです。

松尾芭蕉の出身地

松尾芭蕉の出身地
「松尾芭蕉と服部半蔵が同一人物である」とされる説には、松尾芭蕉の出身地も関係しています。松尾芭蕉の出身地は、近江。今の三重県伊賀市です。

服部半蔵は出身が定かではないのですが、率いたとされているのが伊賀衆と甲賀衆であるため、松尾芭蕉と無関係とは思えません。

伊賀衆・甲賀衆の一部は本能寺の変の際、本能寺近辺にいた徳川家康を安全な場所まで護衛しました。

このことがきっかけで伊賀衆・甲賀衆の一部は徳川幕府に召抱えられるようになります。この時、徳川家康を助けた一部の人間だけが優遇されたという話があるのです。ちなみその後は特に、徳川家康と近江の間には深いつながりがありません。

つまり、近江出身者かつ徳川幕府で優遇されるだけの理由があるのは、本能寺の変の際に徳川家康を助けた伊賀衆・甲賀衆の一部でしかないのです。

松尾芭蕉は明確な身分もないまま、交通規制の盛んな時代に諸国を巡り、住むための審査がもっとも厳しい江戸に近江から移り住んでいます。
このことから、松尾芭蕉がものすごく優遇されていることが分かりますよね。

また、松尾芭蕉が生まれた年や、江戸への移住日もハッキリとは分かっていません。

その点からも、松尾芭蕉が伊賀衆・甲賀衆の中でも徳川家康を守り、優遇された人物の筆頭候補・服部半蔵ではないかといえるのです。

服部半蔵と松尾芭蕉の謎


「松尾芭蕉と服部半蔵が同一人物である」という都市伝説の最大の根拠は、「お互いがお互いの謎を埋めあえる」からです。まず松尾芭蕉の特異な点は、その「異常な脚力」です。

しかし彼が服部半蔵であるならば、異常にレベルの高い身体能力を持っていたとされる忍者でもあるわけなので、説明がつきます。

また、一般人とは思えないほどの自由を幕府から与えられていた点については、服部半蔵の仕事内容が関係していると考えられます。服部半蔵は徳川政府のために諸大名の内情を探ったり、城下の世論調査や大奥の警護に当たったりしていました。

服部半蔵が江戸城下の治安を守る責任者であったならば、松尾芭蕉として各地をさすらっていても不思議ではありません。逆に、服部半蔵は武将として顔や名前が知られていたため、忍者としての活動はほとんどできませんでした。

そのため、内情を探ったり世論調査をしたりする際に「服部半蔵です」と名乗れたわけがありませんが、別人に扮してたら話は別です。

時代劇でよく見る、越後のちりめん問屋や遊び人のように、えらい人やその部下がアンダーカバーを使えば、自然に庶民に混じれるのです。俳諧師とその弟子ならば上下関係があっても自然で、風変わりなことを言っても「俳人の芸術的な感性」として見てもらえるため、便利だったでしょう。

また、庶民は身分の高い武士よりも同じ庶民に対しての方が口が軽くなるものですから、世論調査もしやすいと考えられます。さらに、ある程度は名前が知られており、諸国を巡ってもおかしくない立場である松尾芭蕉は、隠れみのとして理想的です。

こうした点から、「松尾芭蕉と服部半蔵が同一人物である」という都市伝説が誕生したのです。

まとめ

松尾芭蕉と服部半蔵が同一人物である5つの理由、いかがでしたか?

もちろんこれまでのお話にも穴がありますし、俳諧師と忍者なんてどちらも公式の資料がない人間ですから、疑いだしたらキリがありません。

しかしこれまでの話を総合して考えると、可能性はあると思いませんか?

松尾芭蕉と服部半蔵が同一人物だったら……確証を得るすべはありませんが、考えれば考えるほど歴史のロマンを感じますね。

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