急いては事をし損ずる、ということわざもあるように、せっかちだとなにかと損をすることがあります。とはいえ、常にゆったりと落ち着いて構えているなんて無理ですよね。はたしてあなたはどのくらいせっかちなのでしょうか。
今回は、選んだ状況によってあなたのせっかち度がわかる心理テストをご紹介します。
Q.電車に乗ろうと駅に向かったあなた。しかし駅は、人でごった返しています。さて、あなたがガマンならなくなるのはどの状況?
あまり深く考えず、直感で選んでみてくださいね。
- A:改札を通るための大行列
- B:ホームに降りる階段が人で通れない
- C:電車が遅延してなかなか来ない
- D:到着した電車から降りてくる人が途切れない
目次
A:改札を通るための大行列と答えたあなた
改札を通るための大行列と答えたあなたのせっかち度は、100%です。なにごとも即決即断で行動するあなたは、迷うということを知りません。すぐに答えを出すので、その反応や結果もすぐに返ってくることを求めるのです。
そのため、少しでも間があると落ち着きません。とくに、スムーズにいくはずだと思っていたところで予想外に時間をとられると、瞬間的にイラっとくるでしょう。たとえ不機嫌を顔に出せないような状況でも、見てわかるくらいイライラしているはず。また、たとえ物事がスムーズに流れていったとしても、思い通りの展開でなかった場合もカッとくるようです。
B:ホームに降りる階段が人で通れないと答えたあなた
ホームに降りる階段が人で通れないと答えたあなたのせっかち度は、40%です。普段はそうでもないのですが、自分が想像したよりも余計に時間がかかったり、スムーズにいかなかったりすると、とたんにイライラしてくるでしょう。それまでのリミットには平均よりも余裕があるので、せっかちな面が顔を出すことはそうそうありませんが、それでも、イライラしたときの豹変ぶりはかなりのもの。まるで別人だと評されるでしょう。
そんなあなたの豹変ぶりを一度でも目にした人は、それ以降あなたをイライラさせてなるものかとご機嫌を取ったり、なるべく時間がかからないルートを計画したりするようになるはずです。
C:電車が遅延してなかなか来ないと答えたあなた
電車が遅延してなかなか来ないと答えたあなたのせっかち度は、20%です。のほほんとしていて、いつもおだやか。あなたのことをせっかちだと評する人はだれもいないでしょう。実際、だれかがカッとしたり、イライラしたりするのをなだめる役をになうことのほうが多いのではないでしょうか。そして、「もっと怒ったほうがいい」とか、「なんで焦らないの」とか言われることも多いはずです。
そんなあなたですが、実はせっかちな面が顔を出す状況もあり、それは、いきなり用事が持ち上がったとき。とくに、その日の予定をすべて終わらせ、あとはのんびりできる……そう思ったときに急に用事を持ち出されると、イライラして行動が雑になりやすいでしょう。
D:到着した電車から降りてくる人が途切れないと答えたあなた
到着した電車から降りてくる人が途切れないと答えたあなたのせっかち度は、80%です。普段から、するべきことはさっさと終わらせなければ気が済まないたちで、物事を後回しにするのが嫌いです。なにもすることがないのも苦手ですが、なにかに追われる状況も苦手。常に、自分を取り巻く状況は自分自身でコントロールできていなければ気が済みません。
もしも、予定よりも進みが遅かったり、めどが立たなかったりすると、途端にカッとして投げ出してしまうこともしばしば。じっと機会を待つよりは、すべてをなかったことにするほうを選ぶのです。そのため、計画する物事の数の割に、最後まで成し遂げるものの数は意外に少ないでしょう。
まとめ
せっかちは、短所でもあり、長所でもあります。たとえ自分がせっかちだったとしても、それは必ずしもなんとかしなければいけないものではないのです。ただ、そのために損をしている部分があるとしたら、そこだけはなんとかしたいものですね。せっかちだからこそできることがある、というのを目指しましょう。
