数字には、一つ一つ意味があり、それを読み解いていくのが数秘術です。数字で組み立てられた生年月日や誕生数は、自分を知るための重要な情報が隠されています。
数秘術は、生年月日を一度バラバラにして,一けたになるまで足した誕生数をもとに、その人の運命・性格などを導き出していきます。まずは、誕生数を出すための算出方法をご紹介します。
目次
目次
誕生数を知って自分自身を見つめてみよう
計算方法は何種類かありますが、ここでは一番簡単な方法で誕生数を出してみます。
(例)1989年8月31日生まれの方の誕生数生年月日をすべてバラバラにします。
1+9+8+9+8+3+1=39
3+9=12・・・ここで11・22・33が出た場合は計算をストップ。
1+2=3・・・この方の誕生数は「3」となります。
それでは、数秘術で各数字の意味を見ていきましょう。
誕生数「1」は負けず嫌いのリーダー気質
数秘術の全ての始まりである誕生数「1」は、強力なパワーをもっています。
何事にもまっすぐに立ち向かい、自分で道を切り開いていきます。明るく社交的で、誰とでもすぐに打ち解けるので、人を惹きつける魅力があり、人望も厚いです。
数秘術の「1」の人は正義感が強く頑固な面があるため、自分が正しいと思ったことを押し通す側面があり、上司と対立してしまいがちです。柔軟性を養うことでさらに運命が開かれていきます。
誕生数「2」は感受性豊かなロマンチスト
数秘術で読み解く誕生数「2」は、相対する2つの物・事柄・状況を表します。
繊細で協調性もあり、優しくて思いやりあふれる人物です。バランス感覚もあり、人と人とを結び付けたり、和を大切にするため、周囲の人に癒しや安らぎを与える存在となります。半面、好き嫌いが激しかったり、ちょっとした一言に傷つきやすい面があります。
数秘術の「2」の性質は相手のために献身的に行動するあまり、自分をおろそかにしがちなので、しっかりと自分と相手の立ち位置を確認するよう心がけるといいでしょう。
誕生数「3」は自由で陽気な楽天家
誕生数「3」は調和を表し、二つの事柄から新しいものを生み出す数字です。
数秘術で「3」は天真爛漫で好奇心旺盛、周囲の人々を明るく照らす太陽のような存在です。独特のセンスを持ち、ユーモアがあり、順応性も高く、交友関係も広く人と関わることが大好きです。
自由を愛するが故、好きなことにはとことん向き合いますが、嫌いなことは避けてしまいがちです。飽きっぽい所もあるので、物事に取り組むときは短期集中型で乗り越えるよう心がけましょう。
誕生数「4」はマイペースな努力家
四角形に象徴される誕生数「4」は、安定感ある枠組み・世界の基盤を表しています。
数秘術では、一歩一歩地道に努力を続ける力強さや、温厚さ・慎重さ・誠実さを表しています。目標に向かって確実に歩んでいくため、大器晩成型でもあります。優しくて穏やかな人で周囲からの信頼も厚いですが、自分にも他人にも厳しく、孤立しがちです。
また、型にはまった考え方で自らを追い込んでしまうこともあるので、ポジティブに遊び心を持ちながら取り組む姿勢も忘れずにいましょう。
誕生数「5」は頭の回転が速い個性派
数秘術のちょうど真ん中に位置する誕生数「5」は、安定した枠組みを超えていくこと・人間を表しています。
好奇心旺盛で新しい物や流行に敏感で、常に変化を求めています。自由で束縛されずに、軽いフットワークで多芸多才、どんなことにでも瞬時に対応できる俊敏さを持っています。感情の起伏が激しく、些細なことからトラブルを招きがちです。
周囲の人を振り回さないよう、時には立ち止まって周りを見渡してみましょう。数秘術の中でも逆境や不遇をはねのける強さは一番です。
誕生数「6」は愛情豊かな癒し系
「6」は数秘術では六芒星の象徴で、結びつきやバランスを表しています。
周囲との調和を重んじ、面倒見がよく、誰にでも手を差し伸べる博愛主義な面があります。想像力豊かで美的センスもあり、芸術的な才能を生かせる仕事が向いています。
数秘術「6」が持つ性質の他者を受け入れようとする思いが強いために、恋愛トラブルが起こりやすく、愛情深い分嫉妬心や依存心が生まれやすくなります。ギブ&テイクの関係を意識し、与えた分はしっかり受け取るよう心がけると、よりよい関係を築いていけます。