生命の起源は海と言われています。広大な海を見ながら、一定のリズムを繰り返しながら寄せては返す波の音を聞いていると、なんだか心が安らぐ気がしますよね。
海は視界いっぱいに広がるくらい広く、探査の手がまだまだ追い付かないほど深くて、眺めていると自分の抱えている悩みや不安などが、とてもちっぽけに思えてきませんか?今回はそんな海の、前向きになれる名言をお届けしましょう。
目次
海の名言①マハトマ・ガンジー
海は地表面の七割を占めています。現代では川から流れ込むマイクロプラスチックや産業排水によって海の汚染が問題となっていますが、それでも海全体を見ればまだきれいな状態と言えるでしょう。
人の体を海に例えれば、もちろんきれいであるに越したことはありません。しかし状況によっては自分を偽らなくてはならないことも、ウソをつかざるを得ないこともあるでしょう。
生きて行くには清濁併せ呑む(せいだくあわせのむ)こともときには必要です。それらを自分の汚点といつまでも引きずらず、今後は良くしていこう、同じ間違いを繰り返さないようにしようとこれからの役に立てて行ってくださいね。
海の名言②オノ・ヨーコ
世の中は表立って活躍している人たちだけで回っているわけではありません。縁の下の力持ちと言われる多くの人たちが社会を支えているからこそ、うまく社会が回っていると言えます。
どんなに小さな仕事であっても、一見やりがいを感じられないような作業であっても、社会を回していくためには必要なもの。無駄なことなどないのだと、自分に自信を持って目の前のことに取り組んでくださいね。
海の名言③アンドレ・ジッド
なにかを新しく始めるときというのは、リスクを考えて最初の一歩をなかなか踏み出せないかもしれません。しかし他に先んじて成果を残したい、新たな分野を開拓したいと願うのであれば、多少のリスクには目をつぶるべきと言えるでしょう。
帰るべき岸や港を見失うほど遠く離れ、大海へと漕(こ)ぎ出すには勇気が必要です。しかしその決断を下せたからこそ、成果や実績を手にできるのでしょう。
海の名言④パーシー・ロス
単純作業や、実務に入る前の準備段階って、なんだかやる気が出ないという人も多いかもしれません。でもそうした下準備があってこそ、本来の仕事などが順調に進むのです。
コツコツと下地を積み上げ、時間はかかったとしても丁寧に取り組んでこそ、最後に望む結果を手にできるのでしょう。どんな作業や準備も、必要で欠かすことのできないものであることを忘れないでくださいね。
海の名言⑤フィンセント・ファン・ゴッホ
人の心というのは不思議で複雑で、一朝一夕ではとても理解できるものではありませんよね。感情豊かであったり冷静沈着であったり、その人の個性によって心の内面もさまざま。地域や気象条件でガラリと姿を変える海のようです。
だからこそ思いがけずその深さに触れたときにはちょっと怖くなるのかもしれませんし、すてきだと思える部分を知ったならドキッとするのかも。その人がどんな海を内包しているのか、想像しながらお付き合いをしてみるのも楽しいかもしれません。
海の名言⑥藤本義一
誰かと能力や技術を競い合う環境というのは、常に成長し続ける必要があります。それは精神的に大変な思いをすることも多いかもしれませんが、誰と比較もできない状況の中で自分ひとりきりだと、自分がどのようなレベルであるのかもわからなくなってしまうでしょう。
ライバルの存在をうとましいものだと思わず、互いに刺激し合い、成長へと導き合えるパートナーだと前向きに受け入れて、自分自身を高めて行ってくださいね。
海の名言⑦榎本栄一
毎日同じような作業や仕事を繰り返していると、なんのためにやっているのかと思うこともあるでしょう。それは行く先も知らず、大海の中で小舟に身を任せているような心もとなさに似ているかもしれません。
しかし世の中や産業をうまく回していくためには、そうした単純作業や地道な仕事の繰り返しが必要な場面も。行く先=最終的な結果はわからないのだとしても、自分のやっていることは確かに社会を回す役に立っていることを誇りに思ってください。
海の名言⑧島田洋七
登山を楽しめる人はいいですが、山道を登るのが苦手という人も多いでしょう。でも頑張って頂上にたどり着いたとき、きれいな青い海が見えたなら、山登りの疲れなんて吹っ飛んでしまうかもしれません。
なにかを成し遂げる途上でつらく厳しいことがあるかもしれませんが、無事達成したときの絶景やご褒美を楽しみに、もうひと踏ん張りしてみてくださいね。
海の名言⑨ヴァネッサ・パラディ
長い人生、思うようにものごとが進むばかりではありません。良いときもあれば、なにをやってもうまく行かないという時期もあるでしょう。それは凪(な)いで穏やかなときもあれば、嵐で高波がひどいこともある海と同じ。
だけども荒れた海もいつまでもずっとその状態ということはありません。厳しい状況を耐え忍ぶことで、穏やかな海はまた戻ってきます。つらく厳しくともあきらめず、できることを確実にこなして行くことで、苦境を乗り切るようにしてください。
まとめ
海はいろんな顔を見せてくれます。朝と夜ではまったく雰囲気が違いますし、穏やかな海は生命の源と呼ばれるのも納得の懐の深さや優しさなどを感じられますが、嵐で荒れ狂う海は恐ろしくもありますね。
いろんな海の顔から多くのことを学び、ときには癒やされながら、心のよりどころとして行くといいでしょう。
