自分が嫌いで疲れたときや苦しいときの対処法と気持ちが楽になるヒント

自分が嫌い
自分のことを否定したり、嫌いな部分がクローズアップされたりすると疲れてしまうことがあります。ネガティブな面だけを考えると、自己嫌悪に陥ってしまうでしょう。自分を嫌いになる原因に気付き、自分と向き合うことで嫌いな面を受け入れることができるようになります。

自分が嫌いでどうすることもできないときの対処法や気持ちが楽になるヒントについてご紹介します。

なぜ、自分が嫌いなのか？原因について
自分が嫌いになる瞬間のパターンとは？
自分が嫌いで疲れたときの対処法
まとめ

なぜ、自分が嫌いなのか？原因について

「自分が嫌い」といった漠然とした思いがある人と、「自分のこういったところが嫌い」と思う人がいるでしょう。自分の嫌いな部分を受け入れたくないと自己否定してしまいます。また、他人に投影して、嫌いな人が目につきやすくなります。どんな自分が嫌いなのかを紙に書き出して可視化してみましょう。そうすることで嫌いな原因を見つけることができます。自分が嫌いだと思っている部分は、嫌いだと思い込んでしまっていることがあります。思い込みを見つけてみましょう。

自分が嫌いになる瞬間のパターンとは？

嫌いになるにはきっかけがあるはずです。嫌いになったきっかけに気付き、解釈を変えていくことでありのままの自分を受け入れることができます。まずは、自分が嫌いになるパターンについてみていきましょう。

否定されて育つ

両親や教師などの身近な人に否定されて育つと、劣等感を感じやすく自信を持てずにいます。自己評価も低くなり、自分のことを嫌いになってしまいます。「自分なんてダメ」という思考パターンになりやすく、ネガティブ思考になりがちです。幼少期などを振り返ってみると良いでしょう。

人と比較する

他人と自分を比較してしまう傾向があると、自分の落ち度を見つけて裁いてしまいます。他人のさまざまな側面と比べて、自分が嫌いになってしまうでしょう。兄弟姉妹などと比較されて育つと、大人になっても比較してしまうパターンをもっていることがあります。

他人からの言葉

他人から何気なく言われたネガティブな言葉を、そのまま受け取ってしまっている場合は、それがきっかけで自分のことが嫌いになることがあります。今まで言われたネガティブな言葉を思い出してみましょう。たった一人に言われたネガティブなことを信じ続けている可能性があります。

完璧主義・責任感が強い

完璧主義の人はどのようなことも100%を目指すため、少しでも上手くいかなかったり、できていないと感じたりすると自己嫌悪に陥ってしまいます。できていることに目を向けるのではなく、完璧を目指すためにできていないことに目が行きがちになっています。また、責任感が強いと期待に応えられない場合に自分を否定してしまいます。

失恋

失恋などのショックをきっかけに、自分のことが嫌いになってしまうこともあるでしょう。愛されなかったという思いが強くなると自分が嫌いになる原因になります。

他人の視線を気にし過ぎる

自分が嫌いな人は、他人目線で生きていることがあります。周囲の人に受け入れてもらえるように、他人の価値基準に合わせやすくなります。常に他人からどう見られているか、どう思われているかが気になってしまいます。

自分が嫌いで疲れたときの対処法

自分のことが嫌いになると心身ともに疲れてしまいます。そんなときの対処法をご紹介します。

自分と向き合う

根本的な原因と向き合い、受け入れていくことで「自分のことが嫌い」という思いが軽減されていきます。ゆっくりと時間を取って、自分と向き合ってみましょう。いつからどんなことがきっかけで自分のことが嫌いになったのかを問いかけ、紙に書き出してみましょう。自分が嫌いになったきっかけが必ず見つかるはずです。また、自分の良い面にも目を向けてみましょう。嫌いな面と良い面は表裏一体なことがあります。