
多くの人が良く見る夢のテーマというのは、やはり身近なものである場合が多いようです。
しかし興味を引かれる夢のランキング=夢占いとして気になる夢と、実際によく見る夢ランキングには実はちょっとした違いがあります。
貴方が見た夢は、よく見る夢ランキングベスト10に入っているのでしょうか?
目次
【よく見る夢ランキングベスト10 第1位~第5位】
第1位 亡くなった人の夢
亡くなった人を夢に見るのは、多くの場合故人の死から受けた喪失感や悲しみ、寂しさといったものを癒そうとする心の自浄作用です。とても仲の良かった家族や祖父母、友人を亡くした場合、病気などで予め余命宣告を受けていたとしても、実際に死というものに直面するとなかなか受け容れ難いものです。
まして事故などで突然亡くなられた場合は、心の準備など何も出来ていないのですから尚の事です。そうした大切な人達の死の直後~数年の間に見る夢は、ほぼこうした大切な人の死を受け容れ、立ち直ろうとする貴方の気持ちが反映されたものだと考えられます。大切な人を亡くした多くの人が通る道であり、おかしな事でも不思議な事でもありません。
故人が微笑んでいたり穏やかな様子であったなら心配する事はありません。貴方自身が少しずつ大切な人の死を現実として受け容れた証であり、もし貴方の現状が何らかの理由で辛く厳しいものなのだとしても、今後は事態が好転して行くサインと言えます。
気を付けなくてはならないのは亡くなった人が泣いていたり、怖い顔をして夢に現れた場合です。こうした夢を見る時は貴方自身の普段の生活や行いの中で、改めるべき点がある事を暗示していますので注意が必要です。
昼夜逆転生活をしていたり、インスタント食品やお菓子ばかり食べてバランスの良い食生活が出来ていないという事はありませんか?問題やトラブルを抱えてストレスが溜まっていませんか?そうした様々な事情が積み重なり、体調を崩し易くなっていたり、周囲の人とトラブルを起こし易い状況になっている事を、亡くなった人は貴方に警告してくれているのです。
この夢のポイントは亡くなった人が泣いていたり怖い顔で夢に現れたから、トラブルに巻き込まれたり体調を崩すのではありません。貴方がそうした状況に陥る可能性があるという事を、故人は鬼の形相や涙といった判り易い形で教えてくれているのです。そこを間違えないで下さいね。
第2位 死ぬ夢
現実では元気でピンピンしている人が病気や事故で死ぬ夢や、自分が何らかの理由で死んでしまう夢なんて、起きた時の気分の悪さで言えばダントツではないでしょうか。どんなに爽やかな朝を迎えたのだとしても、自分を含めた誰かが死ぬ夢なんて嫌なものですよね。
しかし夢占いで死は再生の暗示であり、寧ろ吉兆と解釈される場合が多いのです。病気であったり事故に遭ったり、あるいは誰かに殺される場合であっても、その死が象徴するものは運気の好転であり、ゼロからの再出発、関係性の再構築となります。但し貴方を取り巻く環境などは、大きな変化を伴う事になるかもしれません。一度死んで生まれ変わるという意味合いの夢なのですから、さもありなんですね。
気を付けなくてはならないのは死にそうな状況であったり死に切れていない時、つまりは瀕死の状態でギリギリ死んでいないという状況だった場合です。
こうした場合は運気そのものは上昇傾向にあるのですが、実際に運気を好転させたり再出発をする為には貴方自身の大きな努力が必要であったり、現状を変えたいという思いはあってもなかなかままならないといった現実を暗示しています。自分一人の力では現状を変える事が難しいと感じる場合は、信頼の出来る家族や友人に助けを求めたり、客観的なアドバイスを聞く事も参考になりますよ。
第3位 神社、お寺、仏像の夢
神社の夢、お寺の夢というのは個別に検索される事が多いのですが、神社仏閣を訪れたり印象的だったりする夢の根底にあるのは、救われたい、癒されたいという気持ちです。仕事や勉強がいっぱいいっぱいで心身にゆとりがなく、誰かに助けて欲しいという思いが神頼みという形で端的に表れたものが神社やお寺の夢と言えるでしょう。
神社やお寺に対して良い印象を抱いたり、きちんとお参りする事が出来ていれば、運気の上昇や事態の好転を暗示するものと考えられますので心配はいりません。これまで通りの努力を続け、人や物事に対して謙虚な気持ちを忘れないでいれば運気の方が貴方に味方してくれるでしょう。
仏像などを目にする場合も同様で、良い印象を抱いた場合は幸運に恵まれる事を意味します。仏像が光り輝いていたり数が多い、大きいと感じる場合は意味合いの強調と考えると良いでしょう。
しかし神社やお寺に嫌な印象を抱いたり、何らかの理由で境内に入る事が出来なかったりした場合は、運気の低下を暗示すると考えられます。トラブルの長期化や自分の限界に苦しんだり、悩みや迷いなどがある事を表します。
仏像を目にして怖いと感じた場合は、思いがけない失敗や努力不足の暗示となります。ケアレスミスやうっかりでそれまでの努力をフイにしないよう、最後まで油断をせずに努力を続ける事が大切です。
神社やお寺、仏像の夢はどのように貴方が感じたかがポイントになって来ますので、その時の感情を良く思い出して参考にして下さいね。
第4位 怖い夢
人によって怖いと感じるものは様々です。お化けが何より怖いと思う人も居れば、子供の頃に酷く折檻された事が原因で、親や先生が何より怖いという人も居るでしょう。
怖い夢の根本にあるのは、得体の知れない者に対する恐れの感情や精神面での不安定さです。現実での学校や職場の対人問題、成績の伸び悩み、業績の不振、経済的な不安などから、今の貴方が精神的に疲弊している事を表しています。
そうした精神面の影響が体調にも悪い影響を及ぼし始めており、怖い夢といった形で表れていると考えられます。怖い夢を見たから心身の具合が悪いのではありません。心身の具合が悪いからこそ怖い夢を見るのだという事を忘れないで下さい。
ぐっすりと睡眠を取る事が出来ればまだ少しは心身の回復も期待出来ますが、怖い夢を見て夜中に目が覚めるような事が続くとかえって疲労してしまう可能性もあります。まずは精神的なストレスや悩みを少しでも軽く出来るよう、働きかけてみましょう。
そうした原因から物理的な距離を取る事が出来れば一番良いのですが、簡単に職場を変えたり人間関係をリセットするなど出来ませんので、出来る範囲でストレス軽減できるよう頑張ってみて下さい。少しでも質の良い睡眠がとれるように就寝する少し前に入浴したり、リラックスできる音楽を聴く、アロマを焚くなどする事で、少しずつ怖い夢も見なくなっていくでしょう。
第5位 戦う夢
夢の中で自分が主人公になって悪い敵やモンスターを相手に戦っていたり、スポーツで誰かと対戦しているような場合、現実でも何かと戦うような事態になっている、あるいはやる気や気力の高まりを暗示し、精神的に臨戦態勢である事を表しています。負かすべき相手は自分自身かもしれませんし、あるいは強力なライバルの可能性もあります。
自分にとって不利な状況で戦っていたり、現実では存在しないようなモンスターを相手に戦う場合は運気の向上を表すと考えられます。
戦いの結果が勝利であれば問題やトラブルの解決、あるいは目標の達成を暗示しています。但し実際の勝利を手にする為には相応の努力が必要となるでしょう。
また現実で実際に試合や受験などの勝負事を控えている場合、油断から足元をすくわれ敗北するという逆夢になる可能性がありますので注意して下さいね。
戦いに負けていた場合、現実でのトラブルや戦いが長期化する事を意味します。しかし既にあなたは問題やトラブルに立ち向かったり、目標を達成する為に努力するなどの行動を起こしたのですから、諦めずに努力を続ける事で何らかの成果を得る事は出来るでしょう。
実際に試合や受験を控えて負ける夢を見た場合は、本当に負けたらどうしようといった不安が反映されたものと考えられます。最後まで気を抜かず、ベストを尽くして下さいね。
