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初夢で見ると縁起がいい一富士二鷹三茄子の意味や由来について

初夢

夢占いの中でも特に有名でポピュラーなものと言えば、やはり初夢一富士二鷹三茄子ではないでしょうか。

そこにどんな意味がは知らないまでも、日本人にとっては何となく縁起が良いという刷り込みがありますね。

夢占いで見る一富士二鷹三茄子にはどのような意味が込められているのでしょか?

縁起の良い初夢である一富士二鷹三茄子の謂れとは?

年の明けたお正月の夜に初めて見る夢、或いは一月二日から三日の夜に掛けて見る夢は、縁起の良いものから順に一富士、二鷹、三茄子と昔から言われています。当たり前のように受け止めているこの三つの由来は実際の所どのようなものから来ているのでしょうか。

一富士についての謂れ

初夢 一富士
一富士の富士が表すのは、日本が誇る霊峰富士山です。富士山はそれ自体が古来より信仰の対象となっており、何かと縁起の良いものの筆頭に挙げられます。

その理由の一つが、美しい稜線を描くあの形に他なりません。山頂部分は高く聳え、山裾に向かって大きく広がるその姿は、末広がりということで夢占いでは吉兆を表し特に好まれているのです。

富士という字を不死、或いは無事に掛けて縁起を担ぐ場合もあります。

また戦国時代を生き延び、後に三百年続く太平の世を築いた徳川家康が富士山を好んだからとか、徳川将軍家と縁の深い駿河の国(今の静岡県)から眺望出来るからとも言われています。

夢占いでは立身出世や高みを目指すということの象徴と言えるでしょう。

小難しい話はさておいても、富士は日本一の山ということで縁起が良いという解釈でも間違いではなさそうです。

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二鷹についての謂れ

初夢 二鷹

最近ではあまり見られなくなりましたが、日本でも埴輪が作られていたような古墳時代には、既に鷹狩りが行われていたそうです。

古来に於いては国を治める権力者が主に行っていましたが、貴族社会から武家社会へと世が移ると、武士の間でも鷹狩りが盛んに行われるようになりました。

江戸幕府を開いた徳川家康も大変鷹狩りを好んだそうです。

ここでもやはり江戸幕府を築いた家康公に縁があるということや堂々とした姿、『たか』くまで飛んで行ける自由さや行動力を、運が開けるとして夢占いでは縁起が良いと捉えているのでしょう。

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三茄子についての謂れ

初夢 三茄子

一の富士や二の鷹は何となく判る気がしますが、三の茄子はどうして?と疑問に思う人も少なくないのではないでしょうか。この茄子も一や二と同じく、徳川家康に謂れがあると言われています。

徳川将軍家に縁の深い地として駿河の国(今の静岡県)が挙げられますが、その駿河の国で『高いもの』を順にあげると富士山、愛鷹山、初茄子の値段となり、ここからまず一富士二鷹三茄子の順がついたのでしょう。

また家康自身も初茄子を好んでいたのだそうです。茄子はつるりとして毛が無いことから、毛が無い=怪我無いに掛けているとも言われます。

そして茄子は成すに通じることから、初夢の夢占いとしては願いが叶う、財産が貯まる、子孫繁栄という意味があるとされています。

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四扇・五煙草・六座頭についての謂れ

初夢

一般的によく言われているのは一富士二鷹三茄子までですが、実は四以降にも続くのをご存知でしたか?

諸説あるのですが、縁起が良い初夢として比較的広まっているのは四扇(しおうぎ、よんせん)、五煙草(ごたばこ)、六座頭(ろくざとう)と言われています。

四扇は一富士の末広がりに、五煙草は二鷹と同じく煙が高く上ることから運気の上昇を、六座頭は三茄子と同じく毛が無い=怪我無いという謂れにそれぞれ対応しています。

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良い初夢を見る為に

良い初夢を見ると、何だかこれから始まる一年がとても素晴らしいものになる気がしますね。

タイミング良く一富士二鷹三茄子の夢が見られればそれに越したことはありませんが、気分の悪い、縁起の悪い夢よりは少しでも縁起の良い夢を見たいと思うのは当然と言えます。

では良い初夢を見る為に何か出来ることはあるのでしょうか?一つには質の良い睡眠を取る為に、リラックスした状態で就寝することが大事だと言えるでしょう。

質の良い睡眠の為には、就寝する一時間から二時間前に温めのお湯で二十分程入浴すると良いと言われています。

後はゆったりとした気分で見たい夢のイメージを膨らませるのがポイントです。就寝前にパソコンや携帯電話を操作するのは止めておいた方が良いでしょう。

また昔から枕の下に七福神や宝船の絵を敷いて眠ると、良い夢が見られると言われています。絵心がある人は自作の絵でチャレンジしてみるのもよいかもしれませんね。

まとめ

初夢の一富士二鷹三茄子には、末広がりで子孫繁栄、運気上昇、怪我無く家内安全という意味合いが込められています。

え、そんな意味なの?という部分もあるかもしれませんが、そういった些細なことを吉兆に結び付けるのが夢占いの妙と言えるでしょう。

自分の見た夢をよく観察して吉兆を導き出すのも面白いかもしれません。

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ABOUT ME
Written by 麻生真礼
【夢鑑定士】【睡眠コンサルタント】 スピリチュアルな事柄と物を書く事が大好きな学生時代を過ごす。縁あってスピリチュアル系webライターの道へ。自分の言葉やこれまでの経験が迷っている誰かの道標になればと夢占いを執筆&夢鑑定士と睡眠コンサルタント資格取得。 座右の銘:『人生苦あれば楽あり』『笑う門には福来る』『類は友を呼ぶ』

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