世界遺産は日本だけでなく世界中に存在しています。どの国の世界遺産も各国の特長があって素晴らしいですね。
世界遺産だけでも様々なランキングが作れますが、世界遺産の多い国はどこなのでしょうか。世界遺産の多い国をランキングにするどこになるか予想がつきますか?
第1位・イタリア
ランキング1位はイタリアです。総数は58か所です。
イタリアの世界遺産といえば、水の都を代表する「ヴェネツィアの街並み」です。街中に張り巡らされた運河はイタリアの人々の移動手段でもあります。
ルネサンス発祥の地とも言われている「フィレンツェ歴史地区」。ここのオレンジ屋根の街並みは歴史を感じることができます。また美術館や教会も素晴らしいです。
東アルプス山脈の一部である「ドロミーティ」は壮大な森林と切り立つ岩肌を持つ自然の世界遺産です。ランキング1位にふさわしい世界遺産ばかりです。
第2位・中国
ランキング2位は中国です。総数は56か所です。
中国は国土も広いことからあちこちに世界遺産が点在しています。有名なところでは、万里の長城の果てしなく続く石の道は、見ているだけでここまで作り上げた歴史を感じます。「長城に行かなきゃ男じゃない」という名言もある世界遺産です。
他にも「シルクロード」や大自然の神秘を感じられる「黄龍の自然景観と歴史地区」。また、パンダの生息地も今では立派な世界遺産です。
中国らしい「楽山大仏」や「泰始皇陵」も、中国の歴史を感じられる見ごたえのある世界遺産です。歴史と中国らしさを兼ね揃えた世界遺産ばかりです。
第3位・ドイツ
ランキング第3位はドイツです。総数は51か所です。
ドイツでも素晴らしい世界遺産を見ることができます。4万点以上の化石が発掘されたことで有名な「メッセル・ピットの化石地域」は、生物圏の劇的な変化を今に伝えています。
自然の世界遺産も多く「カルパチア山地のブナ原生林とドイツの古代ブナ林」や「ワッデン海」など、植物や海の動物を保護している地域もあります。
更に建物の世界遺産も豊富です。「アーヘン大聖堂」「シュパイヤー大聖堂」は、古い歴史を持つ教会で今でもドイツの人が祈りを捧げに通います。素晴らしい歴史ある街並みを見物できますよ。
第4位・スペイン
ランキング第4位はスペインです。総数は49か所です。
情熱の国スペイン、街も人も熱い国ですね。スペインの世界遺産と言えば未だに建築途中の「サクラダファミリア」、アントニ・ガウディの作品群です。今では完成する前に一度見てみたいという人が多いとか。
霧の中にたたずむ神秘的な世界遺産「サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアール王室修道院」は、おとぎ話の国にタイムスリップしたような雰囲気を味わえます。
また、「アルタミラ洞窟と北スペインの旧石器時代の洞窟画」は、ここでしか見ることのできない貴重な壁画に出会えます。ランキング4位に入るには納得の素晴らしい世界遺産に出会えますよ。
第4位・フランス
ランキング同第4位はフランスです。総数は49か所です。
フランスは「エッフェル搭」や「凱旋門」など、有名な場所の他にも海に浮かぶ幻想的な「モンサンミッシェル」は、一度は行ってみたい世界遺産です。パリの「セーヌ川とその付近の建物」も人気が高いですね。
ひとつひとつを見ていたらとても1日では収まり切りません。
物語の舞台となることの多い「ヴェルサイユ宮殿」は、その庭園も含め美しい世界遺産です。室内も豪華絢爛で何かが起きそうな予感もしますね。他にも「シャルトル大聖堂」「ノートルダム大聖堂」といった教会が多いのも特長です。
世界遺産ランキング上位に見劣りしない建物の宝庫ですね。
まとめ
世界遺産の多い国ランキングはいかがでしたか?ちなみに日本のランキングは2022年5月現在・11位です。これは結構な順位ではないでしょうか。
今でも世界遺産になろうとしている場所、推薦している場所、狙っている場所など多数あります。このランキングは、この先も変動続きになるでしょう。この先もランキングになるような世界遺産が増えるのが楽しみですね。
